2010年04月03日

老い日記[16]――生誕18,572日/禁煙8日目

   3時間半睡眠で8時起床。喫煙タイムがなくなるだけで余裕綽々でチェックアウトできることに今更ながら驚く。
 昨日いささか閉口したリムジンバスでは、車内アナウンスを右から左に流そうとするが、デカいんだよ音量。じわじわとストレスを蓄えつつ、阿蘇熊本空港に着く。
 機内では4月1日から無料のドリンクサービスがなくなったのでCAの声に起こされることもなくなり、心ゆくまでがっくんがっくん、大きく船を漕いで、睡眠を3時間半に上乗せする。

 2時半頃に帰宅するや、パソコンの前に張りつく。その瞬間にたまらなく煙草が吸いたくなる。新しいスイッチの入れ方は、未だ発見できていない。
 夜になって稽古に向かおうと外に出ると、背中の上のほう、首の真後ろの付け根の辺り、凝りなのかパンパンに張ってる感じがあり、首を前に倒すとアタタタタタ…と痛みが走る。なんだなんだ、目の疲れが原因か? 単なる運動不足か?

 昨日、読売ジャイアンツのコーチが練習中に倒れたとニュースで知る。クモ膜下出血だそうな。これは怖い。「うっ…」となって倒れたときに誰かが側にいてすかさず運んでくれればいいが、独り暮らしだと、「うっ…」の瞬間に死を意味する。そういう理由で怖い。
 眼底の奥の、脳に近い部分の小さな血管が、プツ、と切れる妄想をよくする。目の奥に鈍い痛みが走ると、あ、今、血管切れた、と思う。ホラ、血がどんどん流れ出していく。防ぎようがない。抗いようがない。もうほどなく、「うっ…」が来る。「うっ…」が来て俺は倒れる。だが近くには誰もいない。……ってな妄想です。バカですね。妄想でも大抵、バカは助かりません。

 さて、旗揚げ公演はどうなるのか。若手男優は一進一退のまま。いや、こちらももう助けようがないんじゃないか。この稽古のストレスで俺の癌だけが一気に進行するんじゃないか?
 アタタタタ……と痛みが走る首の後ろの付け根を揉みほぐしながらの帰宅途中、はたと気づいた。……あ、帰りの飛行の中で首、寝違えたんだ。
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満開桜&熊本城。相性が抜群によろしい。
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熊本空港の喫煙所は両端に追いやられた模様。切ないのお。
posted by 老い日記 at 23:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記