2010年04月04日

老い日記[17]――生誕18,573日/禁煙9日目

 5年前にも禁煙に挑んだことがあるが、きっかけは「耳」だった。禁煙を始めたある作家が自分のエッセイに、「禁煙をすると味覚・嗅覚が鋭くなるとよく言われるが、聴覚も研ぎ澄まされてきた」と書いていた。……聴覚が研ぎ澄まされる?
 確かに味覚や嗅覚はよく聞くが、聴覚とは思いもよらなかった。ちょうどスコットランドに留学中の身で、なんでこんなに英語が聞き取れねーんだ、俺の耳が変なのか? と身体能力を大いに疑っていた頃だったので、これは朗報だった。
 もしかして禁煙すれば、ネイティブの英語があーら不思議、いとも簡単に聞き取れるようになるのか……?
 世の中、そんなに甘くないです。当たり前ですが、身体能力よりも頭脳の問題です。禁煙しても英語のヒアリングは上達しません。むしろ、煙草も我慢して頑張ってるのに、という思いがあるので、聞き取れないと余計にイライラします。でもまぁ、禁煙もわずか2カ月で挫折したので、結局、何の検証にもなってませんが。

 このブログを公開したことで、実にたくさんの人がアプローチしてくれます。コメントの書き込み、メール、電話……。思ってもみなかったことで、少々戸惑いつつも、皆様、ほんとにありがとうございます。
 いやいや、「老い」って面白いね、我が体ながら、何がどうなるか、さっぱりわからんね。ってなことをつらつら書いていこうと思っただけなんですが、多くの方が「頑張って」と言ってくれます。たぶん、癌のことですね。
 もちろん応援は感謝感激ですが、今のところ癌に関してはホントに自覚症状はなく、メシもしっかり食べ、ランニングも快調です。むしろ切実なのは、このブログにも再三書いてるように禁煙です。なので皆様の声援をパワーに変えて、禁煙、頑張ります。禁煙、克服します。……うん? いいのか、この流れで。克服しなきゃいかんのは癌じゃないのか?

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自宅すぐ近くにある、「ガンバラネBAR」という名のバー。
いや、ただそれだけなんですが。

posted by 老い日記 at 23:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記