2010年05月20日

老い日記[63]――生誕18,631日/禁煙16日目

 気がつけば左下の奥歯が疼く。油断していたわけではない。入院中も3食、食後に必ず歯は磨いていた。でも昨日から疼いている。磨いても歯が疼く。これが老いというものか。
 「もしかしたらこの歯は神経が腐ってるかもしれませんね」
 確かにおよそひと月前、歯医者にはそう言われていた。この歯がこのまま死に絶えてしまうのか、いやまだまだ、と現役続行できるのかは、ひとえに毎日の地味な歯磨き次第、そう心得ていたのに、疼いている。闘いに敗れ、この奥歯はこのまま死んでしまうのか?

 入院中の日課が体に染みついているのか、毎朝6時過ぎには目が覚める。それとも単に、これが老いというものか。ともあれ連日、睡眠不足で頭が重い。
 今日も早々に目が覚めて、午前中は書きもの仕事。
 午後は新国立劇場に『夢の泪』を観にいく。芝居を観ながら、井上さん、もういないんだなぁと切なさが込み上げる。

 終演後、夕方から稽古。
 ダメ出しに変わらない(変われない)男優に思わず声を荒げる。おかげでストレスは溜まるし、血圧は上がるし(たぶん)、体に最もよくないのは芝居の稽古だと心底思う。

高級みかん.jpg
広島の演出家&女優のTさんからお見舞いに高級みかん「アンコール」が届く。種は多いが、味は極上。感謝。

posted by 老い日記 at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記