2010年06月09日

老い日記[83]――生誕18,651日/禁煙36日目

 
 約束の時間に、余裕を持って到着する人と間際ギリギリに滑り込む人、2種類の人間のうち我が身は間違いなく後者に属する。『モリー先生との火曜日』を観るため、乗り換え駅でもダッシュし、開演ギリギリに本多劇場に駆け込む。
 終演後、主演二人それぞれの楽屋を訪ねて挨拶。俳優Kは共通の知人の女優から我が癌のことを聞いていたらしく、こちらが楽屋見舞いに行ったのに、逆に「どうなの?大丈夫なの?」と真剣この上ない顔で心配してくれる。今更ながらいろんな人に気遣わせていたんだなぁと恐縮至極。

 数少ない稽古OFF日なので今日は舞台のハシゴと前から決めていて、夜は新宿文化センターでヴッパタール舞踊団の『私と踊って』を観る。今回の作品はやたらと直球勝負だなぁと思ったら1977年初演の再演だった。そうか、若さゆえの直球だったのかと妙に納得。改めてピナの新作はもう二度と観られないんだなと思うと、やはりたまらなく残念でたまらない。

 それでも今日の2本の舞台で、明日からまた怒涛の日々に突き進むだけのパワーはもらった。
 よぉし、駆け込み人生だろうが、ひるむことなく駆け込むぞ。(まずは駆け込みをやめましょう)

ピナ・バウシュ.jpg
劇場にはピナの大きな遺影が。写メ撮る人、多し。
posted by 老い日記 at 23:20| Comment(0) | 日記