2010年06月19日

老い日記[93]――生誕18,661日/禁煙46日目

 
 午前中から熊本の劇作家Iさんと電話で延々、『上通物語』の戯曲テキレジについて話す。約1時間40分。自分が苦労に苦労を重ねて生み出した戯曲を人にあれこれ、「わからん」だの「説明不足」だの、切り捨てられるのは確かに辛い。これは言うほうも実はかなりしんどい。でも自己満足という恐ろしい敵に打ち勝つためには避けて通れない。

 午後は東北沢で、『誰も見たことのない場所』の稽古。いかんせん手狭なスタジオゆえ動きはさほどつけられず、セリフを重点的に稽古。これまで若手にばかり時間を割いていたので、改めて流れを重視した稽古に取り組むと、ベテラン勢のセリフにもまだまだ場を圧倒する力は宿っていない。こちらもこのままでは自己満足に終わるのではないかと、少々気懸かり。

 5時頃に終え、サッカーWカップ「日本×オランダ」を観戦したい欲求に激しくかられながら、新宿にもそもそ移動。
 夜は『眠れる森の死体』の稽古。こちらは自己満足どころか、まだまだ形にもなっていないので、いつまで雲を掴む作業を続けるのやらと途方に暮れるが、休憩になると、「前半、0-0で終わったよ」「引き分けでも全然OKだよな」とサッカー話でついつい浮わつく。一種の現実逃避だな、これは。あのね、わかってるでしょうが、芝居に引き分けはありません。この芝居、真剣勝負で勝ちに行かねば、と自らを鼓舞し気持ちを引き締める。
 
 稽古後の帰宅途中、携帯でニュース速報を見たら、「日本0−1オランダ」。引き分けにも持ち込めていなかった。(泣)

ゼブラーマン.jpg
キャッチコピーは、「この都市の安全は住宅用火災警報機とゼブラーマンが守る!」。
火災警報機と同等だなんて、ゼブラーマン哀れ。東京消防庁の広告。
posted by 老い日記 at 23:34| Comment(0) | 日記