2010年07月01日

老い日記[105]――生誕18,673日/禁煙58日目


 午後、舞台美術の打ち合わせをどーんとまとめて4本。ワンツーワークスの『眠れる森の死体』『誰も見たことのない場所』、熊本芸術文化祭の『上通物語』『メランコリーの予感』。
 新宿の喫茶店に延々約4時間。
 美術家Iさんとはびっちり顔を突き合わせ、詰めの段階のワンツーワークスの2本は舞台監督Oに、生木や草が必要な美術なので造園会社のHさんも加わり、あーすれば?こーすれば? と、わっせわっせと話しまくる。

 ひと通りの方針が立ってしまうと、オッサン4人が揃っているので、話は当たり前のように健康談議に。(笑)
 ずいぶん久しぶりに会ったHさん、なんと前立腺癌で手術をしたという。我が身と同様、早い段階で見つかったのが幸いして、今は以前と少しも変わらぬ圧の強い話しぶり。
 「いやぁ、もう全然ダメです。徹夜すると体が持ちません」と、今なお徹夜だって全然やってまっせと眼力鋭くアピールするHさん、63歳。恐るべし。
 
 夜は西荻窪へ移動して、『眠れる森の死体』の稽古。少しずつでも前進前進。大いなる無駄が傑作を生むのだ。

伸びゆく都会.jpg
伸びゆく街。阿佐谷駅前にて。
その昔、こうした光景を見て友人O君は、「ああいうクレーンを運転する人になりたい」。一方、俺は「俺はああいうビルを建てる開発会社を経営する人になりたい」。
(なぜか鮮明に覚えている人生のひとコマ)
posted by 老い日記 at 23:59| Comment(0) | 日記