2010年07月31日

老い日記[135]――生誕18,703日/禁煙88日目

 『誰も見たことのない場所』2010年バージョン、無事誕生。
 約350人収容の宇都宮の劇場は満員御礼。「自殺対策」を前面に押し出しての公演だったので、「芝居好きが集まるわけじゃないしなぁ」と、やや高めの客層に不安を覚えたが、満席の客席は結構、真剣。自殺への関心の高さを改めて痛感。
 また、相手が栃木では有名アナウンサーの鹿島田千帆氏とはいえ、無名演出家のアフタートーク「取材から見えてきた自殺の現実」に観客は果たして残ってくれるのか? と心配だったが、こちらも結構な数のお客さんが残ってくれ、なおかつ熱心に聞いてくれて感謝感謝。

 劇場には10時前に入る(俳優&演出部は9時)。10時15分からリハーサルでいくつかのシーンを通る。
 12時前にはスタンバイ。12:50開場。13:20に主催社代表で副知事の挨拶。13:30開演。本番は走ると踏んでいた芝居は、さほど走らず、上演時間は2時間4分のまま。(ま、いっか)
 終演10分後にアフタートーク開始。速射砲のように喋り倒し、16:30にはすべてが無事終了。撤収へとなだれ込む。

 昨夜から照明家のIさんが体調を崩し(旅先ではいつも飲んだくれるのに、昨夜の餃子を食す会にも姿を見せず)、バラシの最中も楽屋でぐったり。いつもの年齢を感じさせないアクティブさがすっかり影を潜め、ちと心配。もう無理は利かぬ、無茶はできぬ、と人のふり見て我が身をふり返る。

 6時すぎにマイクロバスに乗り込み、昨日同様、俳優Oの運転で、いざ帰還。途中の佐野SAで皆、お土産などを買い、あとはバスの中でさしたる会話もなく(大半が睡眠)、首都高が渋滞していてやや時間はかかったが、9時半頃に帰宅。
 強行スケジュールの旅公演、なんとか無事に終えて(しかも満員御礼で)、やれやれと安堵しながら、まだまだ山積みの原稿仕事だけが目の前に残されて、今は呆然。

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『誰も見たことのない場所』、宇都宮公演のフライヤー。栃木県の担当職員の皆さん、お世話になりました。

posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記