2010年09月16日

老い日記[182]――生誕18,750日/禁煙135日目

 午前中、担当Nさんの柔和な顔が脳裏にちらつきながら、共同通信の連載原稿をせこせこと書く。
 午後1時には県立劇場へ。このところめっきり少なくなった人数で「これは何の稽古だ?」と思いつつ稽古開始。そんな我が思いを、いかんいかん、人間、疑問を抱かないほうがいい場合もあると自ら戒める。
 ウォーミングアップ後、朝日新聞の取材。大した下調べもなしに乗り込んできて要領の得ない質問をダラダラと繰り出してくる駆け出し記者に、はるか昔の我が身を見るようで取材を受けながらも次第にイライラが充満。朝日新聞の未来は大丈夫なのか。余計なお世話ではあるが。

 夜は『メランコリーの予感』の通し稽古につく。通し、初見。まだまだ詰めの甘いところが随所に散見。これで残りの日数、毎日こちらの作品だけ取り組めるのなら完成度をぐいぐい上げる自信はあるが、いかんせん『上通物語』も同時進行。しかも役者がなんとか揃うのは2作品とも夜8時以降。地方で芝居をつくることの難しさを改めて思い知る。でも、これで「芸術監督」と言われてもなぁ。今さらながら肩書、外してほしいっす。
 おまけに『上通物語』の本番前日、場当たりの日さえ主役が夜しか来ないと聞いて呆れ果てる。マジっすか?それで舞台に上がれる度胸のほうにむしろ感心。「演出」の肩書も外してもらっていいっすか? 朝日新聞の未来より、この2作品の行く末のほうが気に掛かる。
 今日こそ早く帰ろうと思いながら、稽古後の打ち合わせは日に日に増えて、結局劇場を出たのは午前0時過ぎ。
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夕焼け空。カラスが鳴いてもまだまだ帰れません。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記