2010年09月25日

老い日記[191]――生誕18,759日/禁煙144日目

 終わりました、『上通物語』。完了です、熊本芸術文化祭オープニングステージ。土壇場までハラハラ、イライラの連続ではあったが、やればなんとかなるもんだから困ってしまう。おまけに本番の出来も反応もまずまずだから始末が悪い。観客動員も900人に届こうかという勢い。アンケートには「これが1回だけで終わるのは勿体ない」という声が多数。おいおい、できちゃったからって、これを前例にしてもらっちゃ痛い目にいずれ遭いますぞ。陰では制作スタッフがどんなに泣いていたことか。ここ、しっかり肝に銘じておくように。
 まぁ、こうして芸術監督としてはようやく肩の荷が下りたわけだが、時間との闘いは今日も間際まで続いた。 12:30からの予定だったゲネプロは、段取りの多い屋台崩しからラストまでを先に一回通ろうと思って始めたら、舞台監督Gさん、徹夜仕込みで頭が回っていないのか、ワイヤーの降りるタイミングは間違うわ、パネルはきっかけを過ぎても飛ばないわで、結局2回もやり直し。肝心要のゲネプロは大幅に遅れて、結局14:00スタート。実質、これがすべての段取り・転換も合わせての初通し。(なんとも恐ろしい)
 ダメ出し・小返しも駆け足で済ませ、休む間もなく17:15にはバックステージの案内人になり、それが終わるとすぐに開場。あっという間に本番になだれ込んだ。

 終演後のアフタートーク。おバカな演出家は人前に出るのだからとジャケットとYシャツはホテルから持参しながらズボンを忘れ、結局上下ジャージで登場する羽目に。周りからあきれられながらも、「かえって現場の臨場感が出て、いいでしょ?」と平然と言い放つ。もはや、このバカ男に怖いものなし。
 すべてが終了し、舞台は一気にバラシにかかる。1回きりの公演だと、ホントに出たとこ勝負のイベントと変わらない。このあとステージ数を重ねれば、間違いなく、芝居の完成度はぐんぐん上がるのに勿体ないなぁとしみじみ思う。
 終演後のロビーには懐かしい人の顔がたくさん。「劇団ぼへみあん」のメンバーたち、熊大演劇部の先輩方&後輩たち。宮崎から観に来てくれた女優Hさん、などなど。
 あらかたバラシも目途がついたところで12時前にホテルに引き揚げ、今回初めて飲みに出る。舞台美術家Iさん、俳優O&Sに、担当プロデューサーのHさん、熊本から観に来てくれたOさんらが同席。その後、舞台監督Gさん、演出助手Kくん、『メランコリーの予感』の作者Iさんらも合流して、ミニ打ち上げの様相。そのままへべれけになりたい思いもありながら、蓄積した疲労は老いの身にはさすがに辛く、3時前には引き揚げる。
 ?plW.jpg 
上通で行われていたパネル展は劇場に移動。それも今日が最終日。お疲れさん。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記