2010年10月26日

老い日記[222]――生誕18,790日/禁煙175日目

 秋をすっ飛ばし、いきなりの冬到来。唐突すぎる季節の移ろいに老人はなす術もなく、ただ「寒い寒い」を連発しながら午前中から会議のため西新宿へ。
 人材養成委員会。委員のメンバーが全員演出家なので、この委員会、みんな実によく喋る。「いかに喋れるか。いかに言語化できるか」。演出家の資質はそれに尽きる。この会議に出るたびにそう思わされる。
 
 夕方、稽古のため再び西新宿へ。同じ場所に一日に2回も出かけるのは意外と心理的にしんどいもんだと思い知る。
 今回のリーディングは短期決戦。なので稽古では、できるだけ早く流れをつくる。先を急ぐ。そう決意して稽古に臨むものの、そうは問屋が卸さない。やり始めると細かいセリフの流れにいちいち引っかかり、人の弱点を容赦なく突くことに長けた演出家は「ちょっと待って」を連発。リーディングの公演稽古のはずが、「人のセリフ、聞いてる?」「どんなふうに聞いてる?」と、次第に演技の授業のような様相に。……いいのか?
蠅の王フライヤー.jpg
ワンツーワークス次回公演『蠅の王』。フライヤーはこんな感じ。古川タクさんの絵は相変わらずブラボー。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(1) | 日記