2010年12月11日

老い日記[268]――生誕18,836/禁煙221日目

 朝食よりも睡眠確保と、ホテルの朝食券を無駄にしつつ、ギリギリまでベッドにへばりつく。
 「DOCS」は昨日とまったく同じスケジュール。だが、リーディング公演本番を明日に控え、心に昨日ほどの余裕はナシ。
 戯曲講座は『はなむぐり』の作者でもある18歳女史Uの別作品『森のなかで』を読む。まだまだ粗いが、75分間のシュールな大人の残酷童話。これを10代の若者たちがどう思うのか興味津々だったが、概ね好評価。
 へえ、今の若者、こういうのもイケるんだと妙に感心するそばから、いやいや今の若者、なかなか批判する意見を言えないだけじゃないかと疑心暗鬼になる。あのね、若者。厳しい意見を言ったところで人間関係は壊れないから、もっとどこかの演出家のように毒を吐きなさい、毒を。(ただし吐きすぎると、闇夜に刺されます)
 
 午後1時半からウォーミングアップ開始。昨日の首で懲りたので、今日はそろそろと、リハビリ老人の如く体をほぐす。
 2時半過ぎから場当たりの昨日の続き、後半をまた力業で進めていく。ふと見ると、客席に米子から見学にやって来た女優Kさん、劇作家Yさんの姿が……。休憩時間にYさん、「6時からゲネプロですよね?」「無理です」。潔い演出家はきっぱり断る。(別に頼まれてはいないが)
 場当たりはなんとか8時頃に終了。それから怒濤の如く、8時20分からゲネプロを強行。終わってみれば、上演時間は75分と初めて判明。ともかくも、なんとか形にはなったが、それでも詰めたいところが山のように残っている。残りは明日の本番前のゲネプロに託して、今夜は終了。
 その後、Kさん・Yさんたちと来年の企画打ち合わせのため居酒屋へ。稽古終了が遅かったこともあって、あーだこーだと話しているうちに時間はたったか過ぎて、店を引き揚げたのは午前2時過ぎ。ホテルに帰るや、体は泥のように重く、へろへろになりながら、「ああ、やっぱ、オレって歳なんだ」と今さらながら自覚する。  はなむぐり舞台美術.jpg
『はなむぐり』舞台美術。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記