2011年05月12日

癌手術から丸1年経過。――[420]生誕18,988日

 部屋の鍵忘れ事件は今日も尾を引く。結局、事務所で一夜を過ごし、朝からマンションの管理会社に電話して事情を話したところ、「鍵は大家さんしか持ってないんですよ」「え?そちらでは預かってないんですか?」「はい、ここにはありません」。
 
電話番号を聞いて、予想通り今は小田原にいる大家に電話をすると、信じがたいことに、「鍵は管理会社に預けてあります」「え、管理会社は預かってないと言ってましたよ」「え、そう言ってました?」「はい」「古城さんの部屋の鍵はカード式じゃないですよね」「はい、普通の差し込み式です」「カード式はスペアが作れないので預けられないんですけど、古いタイプの差し込み式なら預けてあります」。
 古いタイプの、という言葉が若干引っかかりつつも再び管理会社に電話。「え、大家さんがそう言ったんですか?」「はい、言いました(なぜ嘘をつく必要がある?)」「……となると、この先は私どもと大家さんが話さないといけないですね」「そうなりますね(ほとんどキレそうになっている)」「それじゃ大家さんに連絡してみて、折り返しこちらから電話します」
 待つこと30分以上。ようやく管理会社から電話があるが、「見あたりません。やっぱり預かってないと思うんですが、社長が出社したら改めて確認してみます。わかったら、またこちらからお電話します」。
 その後、夜中になった今でもまだ連絡はない……。管理会社・大家とすったもんだの電話のやり取りをしている間に10時半近くになり、結局は中野の稽古場まで行って鍵を無事に回収し、それから取って返して一旦我が家へ帰った次第。
 おー。自由に我が家へ入れるってことは、かくも有り難く、嬉しいものなんだね。今や自宅を追い出され、いつになったら帰れるのかもままならない福島の方々の辛さが改めて身に染みる。
 もとはと言えば、我が身のドジから始まったことだが、我が賃貸契約しているマンションの管理体制のいい加減さも発覚。大丈夫なのか、わが住居。にわかに不信感が募ったドジ男はスペアだ、スペアキーを余分に作って今後の万一に備えておくんだ、と勇んで近くの「鍵の110番」に出かけていくと、ドアに「ただ今、出かけています」の貼り紙………。
 
 さてさて、今日で胃癌の除去手術から丸1年が経過。去年の今日は術後の内視鏡検査も無事にクリアして、健康体への道をスタートさせた日。
 そして「3・11」から丸2カ月が経過。こちらは原発の危機が未だに先行き不透明。昨夜、福島県いわき市在住の高校教師・Iさんと電話で喋ったのだが、Iさんは怒りまくっていた。
 「普通にしよう、普通にしようとみんな言い始めてるけど、できるわけないじゃん。間違いなく被曝してるんだよ。被曝し続けてるんだよ。なぜその情報をもっと流さないの?なんでみんなそのことを言わないの?」
 ごもっとも。東電の損害賠償問題にしても、まだ何も解決していないのに、早くも責任逃れを視野に入れた駆け引きばかりが目につく。そこに被災者救済と真剣に向き合う姿勢はまるで見えない。国のメンツ優先、企業の経済活動優先。それで日本が一つになれるはずはない。
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ビミョーにヘタ。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記