2011年07月22日

無能な演出家。――[491]生誕19,059日

 朝から会議で西新宿へ。新役員による「常務理事会」初会議。議題も満載で、2時間びっちり、あれやこれやと言葉が飛び交う。と言っても、何にでも口を挟んでわいわい喋っているのはFさん(青年劇場)と我が身の二人で、新メンバーの30代・40代の若い2人はひたすら黙って聞いている。
 すると、会議の締めでFさん、あろうことか新メンバーの2人に、「こんな感じでやってますんで、次回からはバンバン古城さんのように喋ってください」とのたまう。すかさず、「数年かかってようやくこれだけ喋れるようになりました」と笑顔で切り返すと、「ウソー」という声がFさんだけでなく、あちらからもこちらからも上がって非常に驚く。四面楚歌。
 
 『誰も見たことのない場所』の稽古は徐々に流れができつつあるものの、若手の場面は未だに迷い道。それにしても若手の言うセリフは、ひと言聞いただけで「違う」と思う。思うのだが、この「違う」が異星人には伝わらない。何度も説明し、時にはやっても見せて、少しはわかってくれたか?と期待するのも束の間、すぐにまた意味不明の世界に引きこもる。困り果てた演出家は、「どう言っても変わらない君を見てると、君を変える術を持たない俺はなんて無能な演出家なんだと思うよ」と言い出す始末。孤軍奮闘。
ロバート・キャパ.JPG
ロバート・キャパの写真集。ときどき眺めます。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記