2011年09月10日

やる気の問題なのか?――[541]生誕19,110

 10時から戯曲講座。戯曲を書くことに初めてチャレンジしている男子2人(19歳&20歳)に、もっとこうしたほうがいい、ああしたほうがいい、ホラこんな展開もあるよ、とほとんど一人で喋り倒す。(もちろん、たっぷりの毒をまぶしつつ)
 それにしても他人が書いてる本になら、湯水のようにダメ出しもアイディア湧いて出るのに、我が仕事の戯曲ではさっぱり頭が堅物になってしまのはどうしてなのか?まさに「言うは易く、行うは難し」の典型。(やる気の問題なのかもしれないが)
 
 午後2時からは演技講座。基礎レッスンの後、12月に上演する演目を決めるために脚本を2本読む。我が身が以前書いた『肉体改造クラブ・女子高生版』と、『野田版・真夏の夜の夢』。久々に読んだ『肉体改造クラブ』は我が戯曲ながら、「へぇ、こんなセリフ書いてたんだ」「こんなト書きじゃ意味わからんよ」とまるで他人の本を読んだような感想を持つが、自分に関する厳しいことはもちろん口に出さない。
 
 その後、来年の「DOCS」の方針、スケジュール調整のために事業担当のNさんや、プロデューサーのOさんらと居酒屋へ流れて、ホテルに帰ったのは午前0時前。
 後半戦が始動した「DOCS」、終わってみれば予測以上に疲労感たっぷり。体も重く頭も重く、こんなに疲れが取れないなんて病気になってるんじゃないかとかなり本気で心配になる。(やる気の問題かもしれないが) 

 ところで、冒頭の生誕○○日という記録。今日、DOCS地元トレーナーのS君に唐突に指摘される。「いつからかわかりませんけど、1桁増えてますよ」。ウソ、ウソ、ホントに?
 で、昨日の数字を見てみると、「19,0715」。ホントだ。これを365で割ると……すげぇ、俺、もう「522年」も生きてる!あらま、びっくり。仙人レベルだよ。なんで?なんで?と、原因を追求すべく日付をさかのぼってみると、7月30日が「19,067」なのに、翌日の31日は「19,0678」になって、一気に桁が増えてる。
 ……どうやら、最後の「7」を消し忘れた模様。面白くも何ともない単なる凡ミス。この我が身の単純ミスにも腹が立つが、このひと月以上、誰からも「間違ってるよっ!」とツッコミの、コメントがなかったことが、たまらなく寂しい。
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また蒸し暑くなってきたこの頃。雲の形もなんとなく荒々しい。波乱の前触れ?

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2011年09月09日

他人事ではない。――[540]生誕19,0715

 夜明け近くに、いつの間にかソファで死んでたらしく、バタバタと朝から西新宿へ。常務理事会。会長不在で議題も少ないかと思いきや話は尽きず、いつもと変わらぬ時間がかかる。
 議題とは関係ないがプロデューサーのFさん、「初日を遅らせちゃったよ」と浮かぬ顔。劇作家Sさんの本の遅れが原因のようだが、我が身が演出を担う28日初日の公演も他人事ではないぞと思わず身を引き締める。
 会議後は西荻窪へ。既に稽古は12時から始まっているので演出家は不可抗力の社長出勤。今日もできるところを「焦るな焦るな」とオノレに言い聞かせつつ、細かく詰める。
 4時に終了。それから急いでいったん家に帰ってバタバタとパッキング。5時半過ぎには家を出て羽田へ向かう。
 羽田空港はなぜかいつもより人が多く、広島へ向かう便もほぼ満席。それでもシートベルトを締めるや、すぐさま睡眠確保態勢を整えるが、隣のオッサンがやたらと動くので爆睡には至らず、軽く苛つく。
 夜9時過ぎに広島空港着。市街地までが遠い広島、ホテルにチェックインしたのは10時過ぎ。フロントに向かうや名前を呼ばれ、ああ、もうすっかり顔を覚えられてるわ、とまるで帰省したかのような気分になる。
 今日もあっちに行ったりこっちに行ったり、めまぐるしい一日。やれやれ、ようやく今日初めての執筆態勢と思えば、既にどっぷり真夜中。嬉しいことに明日も早いぞ。()
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祭りの準備。我を忘れて混ざりたい。
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2011年09月08日

マネージャー求む。――[539]生誕19,0714

 時の流れが速すぎる。誰か止めてくれないか。え、もう9月? え、もう8日? え、もう夕方? こんなに無防備に時間が消費されていいものか?
 
 今日は『幽霊人命救助隊』の稽古に、我が劇団のベテランOに登場願い、ムーブメントに時間をたっぷり割く。さすがに時間をかけるほどに徐々に形になっていき、上達の道はしつこくしつこく繰り返すしかないと改めて思い知る。
 今夜は稽古時間もわがまま演出家の気分で押して11時まで。お疲れ様、さてさて帰りますかと見れば、Oは既に劇団朋友のメンバーとビールを開けている。この男の脳天気ぶりをうらやましく思いつつ、「お先に失礼します」と仕事の終わらない演出家はさっさと帰る。家に帰ってメールをチェックすると、すっかり忘れていた書類提出の催促メールが届いていて、我が身の呆けぶりに我ながらあきれる。
 ホントにこのままじゃ、とんでもないダブルブッキングだの、ドタキャンだの、夜逃げだの(?)をしそうで恐ろしい。そこでマネージャー急募。毒舌を聞き流せる打たれ強い方。M気質大歓迎。完全無休かつ完全無給……って、いるわけないか。
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商店街の電気店に結構な人だかり。なんだなんだ?と覗いてみたら「なでしこジャパン」でした。人気者になったねぇ。
祝・五輪出場決定。
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2011年09月07日

FACE BOOK。――[538]生誕19,0713

 今日は昼から稽古で西荻窪。ムーブメントに着手。先は遠いぞ。とりあえずの流れをつくってはみたものの、先は遠いぞ。焦ることなく一歩一歩とは思うが、先は遠いぞ。
 精神的疲労を背負い込みつつ稽古を終えて、やれやれ今から書き物仕事だよ、と思って手帳を見たら違ってた。夜は劇団の制作会議。あちゃぁー。
 
 その会議の席上、「FACE BOOK」をがんがん活用しようと熱く語りながら、誰もその使い方がわからない。ホームページと何が違うの? ブログと何が違うの? 何をすれば有効なの?すっかりバカ集団となって時間だけが過ぎゆく。まずは「FACE BOOK」でできることを見極めた上で、こんな活用法があるぞ、と議論しなきゃならんのだろうが、「なんか良さげだぞ」というだけで食いつくアホども。特に私ですけどね。そういう現状ですね。なのできっと戦略も立てられないまま、中途半端に進むのだろうなあ、とオッサンは侘びしく思う。誰か助っ人志願者、名乗り出てくれい。
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私たち超ハッピイなのぉ、何がハッピィなのかわかんないけど、超ハッピイ、上げ上げなのぉ。
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2011年09月06日

神経痛です。――[537]生誕19,0712

 パソコンの前に座っていること自体が肉体的に苦痛になってきて、久しぶりにマッサージに駆け込む。後頭部、肩、肩胛骨、腰、尻、ふくらはぎ。どれもこれも、押されるたびに悲鳴を上げそうになるくらい痛い。ニーチャンに押されながら、「うっ…」「あっ…」「おっ…」と怪しげな呻き声をあげるオッサン。禁断のひとときを過ごしたあとに、ニーチャンが言う。「神経痛がひどいですね」。驚いて、「え、押されて痛いのは神経痛なんですか?」「はい、そうです。かなりひどいです」「………」。神経痛と言えば、老人の病気じゃないかああああ。ショックです。

 「ちょっとよくなってたんですけどね。また相当ひどくなってますから、今度、鍼を試してみてください」というオススメの言葉に素直に従いそうになる。いや、従ったほうがいいのか?

 ついでに「凝りと筋肉の量って関係あります?」と尋ねると、「直接は関係ないです。でも背中の筋肉は立ってるだけで使ってますから衰えにくいんですけど、体の前の部分の筋肉が弱くなると姿勢が悪くなって凝りがひどくなるということは考えられますね。体の前面の筋肉は日常的には鍛えられませんから」。なるほど、なるほど。「だから筋肉をつけるとしたら、腹筋ですね」。腹筋かあ。いや今でもたまにね、劇団の基礎訓練でやってるけどね。50も過ぎたて、今さら本格敵に筋トレ人生に突入しなければならないのか。え、マジで?突入する?

 

 『幽霊人命救助隊』も稽古は休み。よって今日も一日、あれやこれやと執筆作業の一日。たっぷり時間はあるさ、と思っていても、あ、もうお昼?もう夕方? そして夜中? と、流星のように一日は駆け抜けていく。つくづく割に合わない仕事を選んじゃったよなぁ、と我が身の運命を呪う毎日。
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パソコンに向かうときは、いつも巻いてます。嘘です。

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2011年09月05日

体の声。――[536]生誕19,0711

 午後、美術打ち合わせ。舞台美術家Mさんは流石、きっちり模型を作ってきてくれて、しばし鑑賞。絞り込んだ発想、それを大胆に表したフォルム。……美しい。……見惚れる。いいな、美術家の仕事って楽しそうだ。と、ひたすら地道な作業に追われる劇作家&演出家は思いっきり隣の芝生をうらやむ。うらやみすぎて、模型の写メを撮るのをすっかり忘れる。

 夕方から稽古に突入。ウォーミングアップのストレッチが心地よい。「もっと動かしてくれい、もっと伸ばしてくれい」と我が体が要求してくるのがはっきりわかる。

 

 気になっていた「世界陸上」はほとんど見ることもなく終了。ジャパンのメダルはハンマー投げの室伏広治選手だけ。お家芸になりかけていたマラソンも結局は無残。世界の壁はいかんともしがたいほど厚いんですね。

 そういえば今回、俄然気になったのは男子200mで銅メダルに輝いたフランスのルメートル選手。報道はこぞって、「白人で初めて100m9秒台を出した選手」とキャッチフレーズのように繰り返しているが、いいのか、「白人で初めて」って。イヤ別に人種差別に神経質になっているわけではないのだが、そういえばスポーツ界って「アジア人初」とかよく使うなぁ、ほかの世界ではあまり聞かないよなぁ、と思った次第。ま、それだけなんですけどね。

 スポーツ選手のように四六時中、自分の体と向き合っている人って「オノレの体の声」」がよく聞こえるんだろうなと思う。あるサッカー選手がじぶんのベスト体重をグラム単位で喋っていたのを見て、そうか、そこまでいくのかぁ、と恐れ入った。ま、それだけなんですけどね。

 

 我が身はもっと、体ではなく頭と忍耐力と集中力を使って、さっさと仕事を終わらせなさい。そういうことだね結論は。(泣)

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夜中の煙草の自販機。アートのように美しい。

縁がなくなって、もうすぐ1年半。

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2011年09月04日

へっへっへ。――[535]生誕19,0710

 『誰も見たことのない場所』がひと段落して、同時進行状態の芝居はようやく4本から3本に。とはいえ、まだまだ試練の時にあるのは変わりなく、睡眠不足の日々はどこまでも続く。(いったいどこまで続くんだぁ?終わりはあるのかぁ?)
 日中は時計を睨みつつ、あおり立てられるように執筆作業に心を砕き、夕方から『幽霊人命救助隊』の稽古。
 以前ほど思うようにランニングの時間が取れないでいるのだが、体重は12kg減をキープし続けている。というか、わずかずつ減少傾向が続いている。へっへっへ。すっかり代謝がよくなったぜ。いやいやこれは病気の兆候なのか?(知らんがな)
 
 週刊文集に連載されている伊集院静氏の人生相談「悩むが花」がめっぽう面白い。息子が「小説家になる!」と言って困っているという母親からの相談に対する氏の回答の一節。
 「元旦から原稿書かされて、一年中締切りに追われて、原稿が上がったら上がったで、編集者から、今ひとつ人間が描けてませんね、なんて訳のわからんこと言われて、はっきり言って、忍耐しかない、つまらん仕事だよ」
 思わず笑いました。笑うしかないっす。
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スーパーマーケットがオープン。100均と変わり映えしない品揃えで意気消沈。 
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2011年09月03日

三部作にしてください。――[534]生誕19,0709

 8時45分、ロビー集合。タクシー1メーターで劇場入り。9時からウォーミングアップが始まり、10時30分より場当たり。さすがにみんな慣れてきて、予定より1時間ほどで終了。アフタートークは今回、司会はなく我が劇団のO&Sと3人だけなので、打ち合わせもちょちょいと済ませ、12時にはスタンバイ。
 午後1時30分、開演。はじめ少し固かったが、徐々にほぐれて最後は言葉に力のある舞台になった(と思う)。『誰も見たこともない場所』は初演からもう丸4年になろうとしている。まさか、こんなに長くやり続けることになろうとは。
 アフタートークは仕切りも担っていたので控えめに、ガツガツせずに進行(したつもり)。質疑応答で「生きる力を与える三部作にしてください」という発言をもらい、これは「つまらなかったという意思表明なのか?」、それとも「面白かったので、ぜひ続きを」というエールなのか、少々戸惑う。
 
 バラシを終えて、再びタクシーで駅前まで移動。この芝居、今年はこれでおしまいなので、「栃木で軽く打ち上げ!」という面々に泣く泣く別れを告げ、仕事の溜まっている演出家はそそくさと電車に乗り込む。
 かくして『誰も見たことのない場所』栃木市公演、幕。栃木の皆さん、お世話になりました。また来ます。
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栃木市公演のロビー。
節電のためだとは思うが、これじゃ心も暗くならないか?
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2011年09月02日

初めての栃木市。――[533]生誕19,0708

 栃木市入り。仕込みは劇団メンバーに任せて、演出家は社長出勤。昼過ぎに新宿湘南ラインで一人、北に向かう。意外と近いんだね、栃木市。ついこのあいだまで、栃木市という市があることを知らなかった。すんません。栃木県=宇都宮市。頭の中、こうなってました。栃木市という市があるのに、なぜ県庁所在地ではないのか。謎。
 午後3時半頃に栃木市着。タクシーで劇場へ。栃木文化会館大ホール。デカいっす。芝居はやはり、どう考えてもキャパ500以下。そう思うのだが、日本の演劇環境はまだまだ、そこまで恵まれていない。(たぶん、これからも)
 着いて早々に制作のF女史があれやこれやと打ち合わせを持ちかけてくるので、パソコンに向かう間もなく、5時から場当たり。6時45分からゲネプロ。9時30分には退館。ルーティン・ワークのようにコトが進んでいく。
 
 会館を出ると、タクシーに分乗してホテルへ。近くのコンビニまで、歩いてなんと15分。侮ってました、栃木市。今回の移動はすべて電車かタクシー。先週の堺市とは違って「犬バス」の出動がないからなのか、三度の飯より運転好きのベテランOは妙におとなしい。
 そういえば、会館楽屋口を出ると大きな樹木が並び立っていて、たわわに実があちこちに。煙草を吸っていた会館の人に聞くと、「栃の木」だそうな。たぶん、生まれて初めて「これが栃の木です」と認識しました。その実は栗にそっくりなので、「食べられるんですか?」と重ねて聞くと、「死にますよ」という返事。「よっぽど何度もアク抜きしないとね」。知らなかった……。こんな木を県木にするなんて、栃木って恐ろしい……。
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栃の木。なんだか、「もさもさ」してます。
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栗そっくりの栃の実。デンジャラス。
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2011年09月01日

カンヅメの日。――[532]生誕19,0707

 あっという間にバイバイ8月。思えば今年も、もう3分の2が終わったことになる。光陰矢のごとし。狭いニッポン、そんなに急いでどこへ行く。いえ、どこにも行く予定はないです。行ける状況でもないです。全然関係ないけど、竹内まりやの『September』はいい歌です。ガンバロー9月。
 
 夜は稽古の予定だったが、プロデューサーNさんから「執筆作業を頑張ってください」という有り難いような、さらに過酷に追い込まれるかのような電話があり、『幽霊人命救助隊』の稽古は自主練に。しかして我が身はにわかに演出家から劇作家となって一日、カンヅメ、執筆作業。まさに、どこにも行ける状況になく、ひたすらカチャカチャカチャカチャ、キーを打つ。しかし、打てども打てども死にかけの亀のようにしか前には進まない。ああ、人生非情、ああ、無常。
 『原発のウソ』(小川裕章)、『いねむり先生』(伊集院静)、『まだ科学で解けない13の謎』(マイケル・ブルックス)。先日、本屋で見つくろって買ってきた本は未だに1ページも開けていない。たぶん、当分そのまま。(泣)
心洗われます。「二十四の瞳」.JPG
改めて読むと、日本語の美しさに心洗われます。
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