2011年09月11日

襲いかかるように。――[542]生誕19,111

 今日も昨日と同じスケジュールの一日。午前10時からの戯曲講座ではS君(27歳)の書いてきたプロットに、襲いかかるように毒を吐く。「これ、理解できる人なんて100人に1人もいないと思うよ」「なんかさ、全編通してS君のマスターベーションを見せられてる感じなんだよね」「要するに、演劇にする必然ってのをどこまで深く考えてるのかっつー話だよ」……誰か、この男を黙らせてくれい。まぁ、よくぞここまで自分のことはきれいに棚に上げて手厳しいことを次々に並べ立てられるもんだと我ながら感心感心。

 午後2時からの演技講座では、今日も戯曲選定のために脚本を3本読む。『修学旅行』(作:畑澤聖悟)、『お月さまへようこそ』(ジョン・パトリック・シャンリイ)、それと戯曲ではなく小説だが、村上春樹氏の『沈黙』。一存で決めるなら、迷わず『沈黙』をリーディング公演としてトライするのだが、講座メンバーの若者からは「暗い」「重い」「苦しい」と表層をとらえた意見のみが横行して支持は広がらず。演出家の強権発動で強引に押し切ってもよかったのだが、稽古日数の短さを考えると「無茶な冒険もできないな」と思い直し、12月の上演作品は『修学旅行』に落ち着く。

 

 意見がなかなかまとまらなかったこともあり、時間は押しに押して解散は午後9時半過ぎ。それから若者たちは「これから花火するんです〜」と近くの公園へとぞろぞろと流れる。大人たちは居酒屋に流れて、早速キャスティング。皆、「今日は小1時間で帰りましょうね」などと言い合っておいたのに、店を出たのは午前1時近く。まぁ、「小1時間で」と言って1時間で終わった試しはないが、キャスティングは割とすんなり決まり、そのあと四方山話がだらだら続いていたことが解散が遅くなった原因なので、どんだけ意思が弱いねん、という話なのだが。

 広島に来ると、ホントにゆっくりする暇はほとんどなく、東京にいるのと変わらぬほどに追い立てられて一日が終わる。明日からは再び胃の痛くなるような過酷スケジュールが続く。果たして今夜はベッドに入れるのか?

リフォーム説明会.JPG 

先着200名様には景品あり」という触れ込みが功を奏したのか、リフォームの説明会にはかなりの行列。リフォーム希望者がこんなにいるとは思えないのだが。人生のリフォームも受け付けてもらえるのでしょうか?

posted by 老い日記 at 00:00| Comment(1) | 日記