2011年10月12日

落下、落下。――[573]生誕19,142

 世界体操男子団体。悲願の金メダルは取れず。最終種目の鉄棒で中国に逆転優勝は堅いと思っていたのに、2番手・最年少の田中佑典選手がまさかの落下。
 ……この時点で終わった。最後に登場したエース・内村航平選手も「あ、切れちゃった」と気持ちが萎えたのが手に取るようにわかり、こちらも落下。見ていて全身から力が抜けた。
 
 それにしても国民性の違いなのか、オノレを鼓舞しまくり、モチベーションの高さを全身にみなぎらせて隠そうともしない中国人選手に比べて、日本人選手は「内に秘めてこそ美徳」と言わんばかりに淡々と演技する。確かにそれが日本人気質とは思うが、それゆえに本番のプレッシャーに弱いのではないかとも思う。最終得点差を見ると、落下がなければ逆転優勝できていただけに我がことのように無念。
 
 しかし考えてみれば、体操競技の演技時間なんてほんの2、3分。跳馬にいたっては一瞬と言ってもいい。その短い時間ためだけに来る日も来る日も肉体を調整し、技を磨き続ける。つくづくアスリートとは大変な職業だと思う。
 それに比べて、キャリアは既に30年近くもあるのに、とある劇作家は本日提出の『二十四の瞳』の台本第2稿が未だ終わらず。……な、情けない。ハイもう、君も落下落下。
命が一つ、消えた。.JPG
昨日、命がまた一つ、消えた。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記