2011年12月02日

お見それしました。――[624]生誕19,193日

 新国立劇場マンスリープロジェクトの演劇講座に出かける。講座タイトルは『新劇が新劇であった時代』。講義後半で文学座『女の一生』と、民藝『炎の人』を少しずつながらビデオで鑑賞。杉村春子さんの異常なほどに早口なのに一言一句聞き取れるセリフ術、三津田健さんの体はほとんど動かさないのに非常に起伏に富んだ感情的なセリフ術に改めて驚かされる。
 
 たっぷり2時間の講座修了後、今日の講師の演出家Aさんに、「こういう人が来ると、やりにくくてしょうがないんだよね」と言われる。え、なんで?私、真面目に聞いてましたよ。
 それにしてもAさん、御年77歳とは思えぬ記憶力の確かさ。昔のエピソードがぽんぽん飛び出す。「癌になって20kg痩せたんだよ」と言ってた頃に比べると、体重もすっかり戻って健康そのもの。おまけに今月後半は俳優として舞台にも立つ。いやはや、エネルギッシュ。お見それしました。
 
 気がつけば今年も残すところ30日。書き物仕事は途切れることなく襲いかかってくるが、エネルギッシュにいかなくちゃね。Aさんに比べりゃ、我が身なんてまだまだ若輩。全然、若者。でしょ?
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気がつけば師走。年が明けるとまた一つ歳を取る。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記