2012年01月09日

既に黄色信号。――[662]生誕19,231日

 午後から『友達』の稽古。相変わらず進みがのろい。5時間かけて流れがつくれたのは台本12ページほど。このペースは既に黄色信号。性根を入れて稽古できるのは実質残り8日しかない。ひとまず形にしなければと思うのだが、若き俳優たちは慎重なのか、思い切りが悪い。一人一人がマイプランで周りはお構いなしにセリフを重ねていくので、これでは芝居もどき。芝居ではない。それでいちいち止まって、しつこいほどに同じ個所を繰り返すことになる。

 いかんいかん、多少のことは目をつむって先へ先へと進まなければ。我慢我慢と我が身に言い聞かせていた演出家も次第にダメ出しに毒をまぶし始めるが、効き目がまだ雀の涙。明日からは本気になって毒を吐かねばなるまい。(それしか能がないのか、この男)

 ずいぶん気になりながら観るチャンスがなかったショーン・ペン監督の映画『イントゥ・ザ・ワイルド』をようやくレンタルで観る。原作がノンフィクションだけあって2時間半の長さも気にならず見応えがあるが、予想外の結末にかなり驚く。でも、だからこそ「幸福とは誰かと分かち合うこと」という言葉が胸に刺さってくる。ショーン・ペンは雄大な自然の見せ方は今ひとつだが、人間の描き方はうまい。

鴨?.JPG 

水面を滑る、あれは鴨?と思ってシャッターを切った直後に飛び立った。ちょっと、たまげた。

posted by 老い日記 at 00:00| Comment(2) | 日記