2012年02月01日

ホラー劇場。――[685]生誕19,254日

 歯科医院へ行く。1月19日にやり残した詰め物の除去。
 「痛かったら言ってくださいね」の声を合図に、ウイーンウイーンと恐怖をあおる器具がうなり始めたかと思うと、ガガガガガガガと明らかに金属を切断している音が顔じゅうに響く。おいおい、火花は出ていないのか?と気が気ではないが、ウイーンウイーン、ガガガガガ攻撃はまったく終わる気配がない。
 「じゃあ一度、うがいしてください」と言われ、やっと解放されたかと思いきや、今度は明らかにペンチのような器具で(たぶん)、根深く食い込んでいる詰め物を挟んで力まかせに引っ張り始める。もしもし、まさかの実力行使ですか?と異議を唱える暇もなく、アゴ全体が引きちぎれるのではないかという容赦ない力業に恐怖心はいっそう募る。つくづく歯科治療はホラー劇場だと思う。
 ようやく詰め物が取れると、よせばいいのに黙ってはいられない元新聞記者は「どれだけ取れたんですか?」と我が身の口から取り出した物を見せてもらうと、長さ3ミリほどのいびつな三角錐のような金属片が2個。こんなちっぽけなもので恐怖を味わっていたのかと、やや唖然とするが、今日はぽっかり空いたその小さな穴に抗生物質を入れ、仮の蓋をしておしまい。

 おかげさまで今は痛みはないが、次回はいったいどんなホラーが待ち受けているのか。ちょっと楽しみ。(ドMか)

貸し切り.JPG
貸し切り地下鉄。大都会でも時にこんな状況に遭遇する。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記