2012年02月13日

俳優は恐ろしい。――[697]生誕19,266日

 病み上がりのS高校授業。今日は劇中劇の『リア王』のキャスティングを決める。今日も配役を発表して授業を終えると先週同様、「あの役、読みでもやらせてもらえなかった」「どうして私はダメだったんですか?」と数人に詰め寄られる。それにいちいち答えるのがかったるい。(ちゃんと答えますけどね)

 もちろん奴らは、ただ「やりたい」だけなのだ。俳優という人種は作品全体がどうーのこーのより、自分により多くの見せ場があるかどうか。これだけですべてをジャッジする。それはプロもほとんど変わらない。考えてみれば恐ろしい人種ではある。

 電車の中、中吊り広告の「日本の自殺」という見出しに目を奪われる。自殺をテーマにしたドキュメンタリーシアターを今もやっているので、変な言い方だが「自殺」には目がない。それで迷わず今月号の「文藝春秋」を買ってみたら、「日本が自殺してしまう」という趣旨の論文だった。我が早とちりとはいえ、あまりのがっかりに、風邪がぶり返しそうになる。
張ってるだけじゃダメだぞ。.JPG

張ってるだけじゃダメだぞ。みんな、観に来るように。うちのは無料じゃないけどな。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記