2012年04月10日

他人のふんどし。――[754]生誕19,323日

 今日は一日、俳優の写真撮影。カメラマンTさんと久々に会う。とはいえ、怠慢演出家は撮り始めの段階で段取りをつけると、自宅に舞い戻ってせっせと書き物仕事に精を出す。おかげで自宅と事務所をあっちに行ったりこっちに来たりしながら、ああ、これをやらなきゃ、今のうちにあれも終わらせなきゃと、気ばかり急いて少しも腹の据わった仕事はできず。

 夜はそのまま劇団メンバーの有志と夜桜の花見に流れる。昼間と違ってさすがに人は少ないが、中に発電機まで持ち込んで自ら桜をライトアップしている大所帯のグループがあり、我らは街灯に集まる蛾のごとく、その近くに陣取って他人のふんどしで夜桜を満喫する。だが、ほどなく大所帯は散会。発電機が撤収されてしまうと、ただの暗がりの中での飲み会と化し、そそくさとショボい街灯の下に移動。10時頃にはチャリで見回り中のお巡りさんに、「近所から苦情が出てるから騒がないように」といい大人どもが注意を受ける。
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あとは散るだけ。
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2012年04月09日

残尿感たっぷり。――[753]生誕19,322日

 今日から基礎稽古に我が劇団のニューフェイス女優Hが参加。新メンバーらしく、初々しさを振りまきながらオノレと向かい合っている姿が微笑ましい。
 それに引き替え、このところストレッチをサボっていた演出家はすっかり体が固まっていて、前屈だけでもひと苦労。リハビリのごとく、片隅でちまちまと若さのない体と向き合う。

 その憂さを晴らすがごとく、台詞の稽古になると一転して若手を罵声を浴びせかける。しかし、9時終了の稽古ではヒートアップできないまま時間切れ。残尿感だけをたっぷり抱えて帰路につく。
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こんなところをゴキブリが行進!
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2012年04月08日

桜、満開。――[752]生誕19,321日

 桜、満開真っ盛り。桜はいいね。桜はひたすら美しい。

 と、浮かれ気分で出かけたはいいが、日曜日ということもあって善福寺川公園は人、人、人……。昼間っから宴会、宴会、宴会……。遊歩道にも原宿の竹下通り並みに人があふれ、ランニングに来たオッサンは覚悟を決めて、まるで障害物レースのように人の波をすりぬけて進むのだが、邪魔邪魔、人が邪魔、やむなく足を止めざるを得ないこともしばしば。

 「皆の衆。酒なんか飲むより、走れ。汗をかけ、特にそこのカップル、いちゃつくんじゃねぇ!」などと心の中で毒づきながら走れども、黒山のような民衆には太刀打ちできず、すいませんすいません、と平身低頭に走り抜ける。(泣)

 しかしなあ。なんとか1時間走って、一人だけ病気か?と思えるほどに汗まみれになってよくよく観察すれば、桜を観てる人ってほとんどいない。宴会で盛り上がる日本人を不思議そうに見ながら通りすぐいていく外人グループがいたのだが、我が身はその外人さんたちに激しく同意しておりました。

 ランニングで体を動かしているにもかかわらず、首筋、肩、肩胛骨周り、腰、ふくらはぎの凝りはいよいよ、ひどい。このまま全身が固まって石になってしまうんじゃないかと思うほど。もしやメドゥーサの呪いにかけられたのか?
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満開真っ盛り。
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桜を観ている人はほとんどいない。
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トイレには長い列。(このトイレはまだ短いほう)
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2012年04月07日

早くも次々回公演。――[751]生誕19,320日

 7月の次回公演の稽古もまだスタートしていないというのに、早くも今日は次々回公演の顔合わせ&ミーティング。
 というのも、11月上演の次々回公演はドキュメンタリー・シアターの新作。相当な数の方に取材をしなければなりませぬ。早々に開始しておくに越したことはない。
 なので今後しばらくは同時に2本の劇団公演を頭にれて動かないといけません。これに地方公演の稽古やら基礎稽古やら高校の授業やらが雪崩れ込んでくるわけで、すでに刻々と認知症の道を突き進む演出家に、無事すべてを務めることができるのか、ああ、それは誰にもわからない。(務めなさい)

 いやいや、あれはそもそも無謀なスケジュールだったんだよ、無理無理。なんてことになるのではないかと想像しただけでも恐ろしい。(想像しなくていいです)

 風邪引きの体は未だ全快とはならず。熱はようやく収まったものの、鼻のぐずぐずはまだ治らない。

 しかし、東京は本日、桜満開宣言。本格的な春になれば体も若返り、仕事も快調にばんばん進む。はず。はずでしょ?
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桜の森の満開の下。心、ざわざわ。

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2012年04月06日

中途半端な試練。――[750]生誕19,319日

 凄いね、平泳ぎの北島康介選手。4大会連続五輪出場。29歳にして代表選考レースでは100mで日本新、200mも去年の世界選手権金メダルよりタイムが上。いったいどんな日々を送れば、こんなにも進化し続けられるのだろう。一発勝負できっちり結果を出す精神力も凄いね。イチロー選手といい、フィギュアの高橋大輔選手といい、競技年齢のピークを過ぎてなおトップに君臨し続けられる。いやはや、恐れ入る。まるで異人を見るような目になっているオッサンは我が身が哀しい。
 
 風邪は治ったかと思えばクシャミ連発、「リココデ」を飲んで収束したかと思えば鼻
水ツーツー。まるでイタチごっこのような完治への日々。あー早く持ち直してくれ、わが体。

 おまけにようやく春だ春だと浮かれていたのに、今日からまた一気に花冷え。老いの身にはジャブのように中途半端な試練が続く。……仕事が捗りません。(やる気の問題です)
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探偵も頑張る。(しかし、なぜ犬? 警察犬? 探偵はあなたの犬になりますってこと?

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2012年04月05日

春風邪。――[749]生誕19,318日

 花粉症はいざ知らず、どうやら風邪です。桜につられてふらふらとランニングに出たはいいが、帰ってくると、やがて頭がガンガンし始める。あれえ、やっぱり、そうでしたか。「俺、花粉症でね……」と自慢げに言うようなキャラじゃないですもんね。「てめぇなんか風邪だよ、ただの風邪」。……ってことですよね。

 夜はワンツーワークスの基礎稽古。鼻水ツーツーオジサンはウォーミングアップはパス。市販の風邪薬「ルルアタック」と「リココデ」を飲んで久我山の稽古場へ。

 今日からシーンスタディの稽古で、テキストは『寿歌』。まぁ、びっくりするほど、うちの若手、下手です。戯曲が読めません。関西弁もド下手です。(これはしょーがないか) それにしても読み込めばわかることだろうに、読んでないのか、単に頭が悪いのか。風邪引き演出家は次第に腹だたしくなって、「うんこ、頭からかぶれば?」などと言い出す。あまりにカッカしてきて、稽古が終わると少し熱が下がっている。(マジ?)
 稽古は解熱の特効薬かもしれない。

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見頃になりました。今年も桜が見られました。(まだ生きてる!)

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桜、咲け。花、開け。

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2012年04月04日

ホームページ、増殖中。――[748]生誕19,317日

 見てくれましたか、我がワンツーワークスのホームページ。

 へい、らっしゃいらっしゃい! とばかりに、いろんなお店(コンテンツ)が続々営業を開始しております。まぁ、中には骨董品を集めたお店もありますが、あっち、うろうろ、こっち、うろうろ、冷やかし大歓迎ですので、大いに覗いてやってください。

 今日はそのホームページの更なるリニューアルに向けて、劇団での制作会議。会議には4月1日付で入団した新人Hも参加するが、「この人たち、ホームページのことしかしゃべってない! 芝居のことなんて少しもしゃべってない!」と、さぞや驚いたことでしょう(別に本人に聞いたわけではないが)。

 その新人プロフィールももう少ししたらアップされると思うので、そちらも楽しみにお待ちくだされ。

 オッサン演出家は、鼻水が止まった?と思ったら、またツーツーと漏れ出すという、「鼻の液状化現象」が未だに止まらず。
 やはりこれは花粉症なのかと思い、いぶかしげに「花粉症の人って、なんで自分が花粉症ってわかるわけ? みんな病院に行ってそう診断してもらってるわけ?」と劇団メンバーに問うと、「花粉が多く飛んでる時に、目がかゆくなったり鼻がむずむずしたりすれば花粉症です」と、あんたバカか、という勢いでベテラン女優のSに、ぴしゃりと言われる。

 だからあ。何で今、花粉が多く飛んでるってわかるの? みんな花粉探知できるの?それがフツーなの? と聞き分けのない演出家は食い下がりたかったけれど、もちろん後が怖いので何も言わず、というか、言えず。(泣)
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車の中からグッジョブ!

ちゃんと見てくれてる人はいる。(と思うことにする)

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2012年04月03日

花粉症なのか。――[747]生誕19,316日

 春の嵐。先週の土曜日に引き続き、またしても凄まじい風。春一番どころの騒ぎではない。どーなってるんだ、ニッポン列島。横殴りの雨を伴った突風の中を歩くのは、老人にはまるでゴルゴダの丘に向かわされているかのよう。

 
 昨夜からくしゃみとと鼻水が止まらない。ウックシュン、ウックシュン、ツー(鼻水)の繰り返し。そのうちツーツーツーと締まりの悪い蛇口のように鼻水が垂れて、しきりに鼻をかむことになるので、全然仕事に集中できない。これが風邪の前兆なのか、花粉症なのかもわからない。そもそも花粉症に明確な診断基準はあるのだろうか。マスクして、少々つらそうな顔をして「花粉症なもんでー…」とのたまう奴らがこの時期やたらと増えるが、あれは全員ポーズで言っているのではないのか?花粉症を自ら名乗る輩はどこか自慢げにみえてしまうのだが、気のせいか?
 
 新国立劇場で『まほろば』を観る。登場人物は女性のみ。話題も「妊娠」のみ。これだけで105分をもたせる。脚本が上質。男の存在は祭りの太鼓の音だけで浮かび上がらせる手法も鮮やか。妖しげな色気を封印した秋山菜津子さんが群を抜いていい。再演がうなずける好舞台。
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犠牲者。
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2012年04月02日

意味があるのか。――[746]生誕19,315日

 ワンツーワークスの基礎稽古、今日から再びスタート。
 音楽に合わせてウォーミングアップのストレッチで日々ますます固くなっていく体を確認し、腹筋・背筋・腕立て伏せで日々どこまでも衰えていく筋肉を、それにも増して日々衰えていく根性を悲しい気持ちで受け入れる。
 こうした日々を、もう何年続けているのか。こんな日々に何の意味があるのか。そう問うのは、「生きているのに何の意味があるのか」という問いに繋がりそうなのでやめておく。過ぎ去った時間はすべて有意義である。そう信じて。

 それにしても運動不足だ。肩こり・首こりは今や全身こりに至り、このまま脳味噌も固まってしまうのではないかと気が気ではない。動け動け。意味など考えず。
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液状化ではありません。(道路工事、ちんたらやりすぎ)
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2012年04月01日

ぎらぎらした目。――[745]生誕19,314日

 連日のフィギュア・ネタだが、浅田真央選手はもうアカンのではないだろうか。フリーのリンクに登場したときの「生気のない顔」を見てそう思った。キム・ヨナ選手と常に一騎打ちの頂上決戦に臨んでいた頃とは明らかに違う。闘いに出向く者の気迫がない。すっかり肉食から草食へ。この例え、自分でもよくわからんが、なにしろ目がぎらぎらしていないのだ。
 表彰台を日本人3選手が独占か。などと騒がれながら、結局は鈴木明子選手の銅メダルがやっと。男子の羽生弦選手といい、鈴木選手といい、被災地の選手が強かったのは肩にしょってるものが違うからだと思う。使命をしょってる者は皆、ぎらぎらした、いい目をしている。
 
 3回転どころか、スケートは方向転換さえろくにできないオッサンは、我が家ではほとんどの時間をパソコンの前で過ごしているので、体は知らず知らず固まって動かなくなる一方。今日は何もしていなくても肩に痛みがある。こういうときこそストレッチと、肩をぐいっぐいっと回してみると、右肘を上げるときにピリピリとさらに痛みが走る。もしやこれは、遅ればせながらの五十肩ではないのか。いかんいかん、ちゃんとほぐさなければ。そう思い至ってマッサージに駆け込む。
 「肩は相当張ってますね」とマッサージのニーチャンに言われるが、もうそれも耳にタコ。こりゃ間違いなく目からきてる。それが証拠に鏡を見れば、疲れで目がぎらぎら。こちらのぎらぎらは大いに体によろしくない。

 あっという間に4月がスタート。今年ももう4分の1が矢のごとく過ぎ去って今日から新年度だ。えいえいおー。
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燃えるような夕焼け。太陽はいつも、ぎらぎらだ。

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