2012年05月10日

依存症。――[784]生誕19,353日

 疲れた体を引きずって夜11時過ぎに帰宅するなり、いつものようにパソコンの電源を入れる……が、立ち上がらない。
 え? なんで? しばし、おあずけをくらった犬のようにじっと待てど、画面は真っ暗のまま生命反応を示してくれない。
 なぜだ? 今朝、出かけるときも正しくシャットダウンしたはずなのに……。突然別れ話を切り出された男のように呆然としていたが、いかんいかん、なんとか復縁しなければと、ユーザーズ・マニュアルと首っぴきになりながら悪戦苦闘を始める。
 だが、電源を入れ直しても、強制終了しても、セーフモードで立ち上げても、我が愛しのパソコンは帰ってきてくれない。オーマイガー。どうすりゃいいんだ。ますます呆然となり、心はあわあわと落ち着くなくなり、絶望の淵にたたき落とされる。
 こうした状況に陥っている我が身に気づいて、あ、これ、依存症だわ、そう思った。私、パソコンがなかったら何もすることがありません、生きていけません。
 いやいや、それじゃマズい。それでは人間失格だ。パソコンがダメならほかにできることをすればいいじゃないか。そう思い直して、録画しておいた「世界のドキュメンタリー」の「ビンラディン追跡の20年」を観る。(仕事をしなさい、仕事を)
 しかし見終わってすぐにまた気もそぞろになり、パソコンにラブコールを送るが、ヤツからの返事はなし。完全無視。
 いよいよ断末魔の叫びをあげたくなるのをぐぐっと押さえ、ひたすら格闘すること2時間。……突然、ヤツは微笑みました。

 あれ? 今、なんで戻った? なんのおかげで正常に起動した? ……わかりません。謎です。わかったのは、明らかに我が身はパソコン依存症だという事実。ああ、恐ろしい。

 座内オーディション最終日。可能性を探るべく、演技の細かいところまで突っ込むつもりが、天敵Oを相手に、またしても「演じるとはどういうことか」という根本問題にぶつかって、あーだーこーだと不毛な時間を過ごす羽目になり、一気に気分は憂鬱になる。

 もしや我がパソコンの豹変したような今夜の不具合は、天敵Oの呪いのせいではないかと本気で思う。
ツツジ.JPG

ああっ、自転車がツツジに丸呑みにされるぅ〜。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記