2012年05月17日

Happy Birthday To Me.――[791]生誕19,360日

 運転免許証を更新に、新宿都庁に行く。なんせゴールド免許なので更新は5年ぶり(なんせ、この5年、一度も運転してないッス)。もちろん新たな免許もゴールドなので今度の更新も5年後。果たしてそこまで生きているかどうかはわからんが。

 思い返せば、5年前は新宿署での更新だった。今の更新センターはあの当時に比べさらにシステマティックになっていて、手続きはベルトコンベアに乗せられたかのごとく、あっという間に終わる。講習もたったの30分なので(なんせゴールドなので)、事を済ませて都庁を出るまでに1時間足らず。楽ちんなこと、この上ない。(日本のサービスは、さすが世界一だと痛感)

 しかし、あまりにシステマティックなので、顔写真を撮るのも、「ハイ、座って。ハイ、正面を見て。ハイ、結構です」とスピーディーすぎて瞬きする間もないほど。でもって受け取った真新しい免許証の顔写真を見てみれば、「誰?このおじいちゃん?」。紛うかたなき老人の顔がそこにはあった。
 あの、免許更新センターの職員さん、鏡見る暇くらい与えてください。いや、鏡を見たところで老人なのは変わらないだろうが、少しはごまかしようがあるかもしれないでしょ?生きていれば今後5年間、この顔がついて回るのかと思うと私は哀しい。

 その顔写真のおかげで、「ホラホラ、おまえはもう老人なんだぞ」と突きつけられた我が身は今日がバースデー。確かに歳をまた一つ取ったわけだが、殊更に老人を客観的に突きつけられると、それはそれで空しく、心が痛い。

 夜は劇団の基礎稽古。いつものように毒を吐き、特別なことは何もないまま、「我が身はとっくに老人」ということだけが身に染みて誕生日は過ぎていく。
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都庁第二本庁舎。真下から見上げると、さすがに高し。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記