2012年05月27日

謎のオバチャン。 ――[801]生誕19,370日

 ヒアルロン酸のたまものなのか、今日のランニングはすこぶる快調。でもこれ、ドーピングってことになるのだろうか?
 1時間走り終えて、ハアハア、肩で息をしながらの帰り道、向こうからやって来たオバチャンに声を掛けられる。
 「あらあ」と言ってそのオバチャンは足を止め、「こちらにまだいらっしゃったんですね」。「ああ、はい……」と答えたものの、年の頃60代後半とおぼしきこのオバチャンが誰だかわからない。
 「お顔を見なくなったから、もういらっしゃらないかと思ってたわ。お元気そうで」「そちらも全然お変わりなくお元気そうで」と話を合わせるが、誰なのかはさっぱりわからない。
 そのままさらに二言三言、言葉を交わし、「じゃあお元気で」と言われ別れたのだが、誰なんだ、オバチャン。
 帰り道、必死になって思い出そうとするが少しも思い当たらない。昔の稽古場の近くにあった薬屋のオバチャンか?
いやいや違うな。ああ、全然わからん。
 そういえば先日、芝居を観に行った劇場で、「古城さん」と親しげな笑顔で近づいてきた女性も誰だか思い出せなかった。
 ……確実に「老い」は進んでいる。こうして次第に物忘れがひどくなり、どんどん人の顔がわからなくなっていくのだろう。もし仮にあと10年生きていたとして、そのとき我が脳は誰を忘れずにいるのだろうか。

 いつのまにか書き物仕事が溜まっている。サボっているわけではないのに溜まっている。溜まっているのに、ワンツーワークスではメールマガジンの配信をスタートさせて、自ら書き物仕事を増やしている。もしや、もうすっかり呆けてしまって、身の丈に合った仕事の量さえわからなくなっているのかもしれぬ。
 ということで始めました、「ワンツーメルマガ」。隔週で劇団の情報や近況などをお届けします。配信ご希望の方はぜひ、「配信希望します」のメールをこちらまで。
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記憶の樹海をさまよう。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(5) | 日記