2012年06月25日

自分が怖い。 ――[830]生誕19,399日

 さあ、1本終わってひと安心。今日からは『豚』に全力投球だぜとオノレを鼓舞して稽古場に入るが、体調が悪いので体発(体操・発声)をパスさせてくれと遅れてやってきた主役のベテランOがいかにも具合悪そうで、まるでホームレスのようなたたずまい。

 見るに見かねて、「具合悪いなら帰れば?」と言うと、Oはわずか3秒ほど逡巡した挙げ句、「帰る」と言って再び稽古着から私服に着替えて、よれよれと稽古場を後にする。

 しかし、そんなことに引きずられている場合ではない。鬼の演出家はグレードアップを図るべく、終盤部分を細かく細かくダメを出しながら何度も稽古。遠慮なく若手に毒も吐く。
 「それじゃあ、ただ怒鳴ってるだけだよ。あのね、頑張って怒鳴るのは全然強くないの。もっといたぶらなきゃ。いたぶろうと思えば、あの手この手で言い方も変わるだろ?例えば、虫を捕まえてさ、まずセロテープで固定して、足を11本引きちぎって、それからセメダインを垂らして、最後に燃やす、とかさ」

 ……こんなダメ出しを平然と言っている自分が怖い。こういうことが考える前からすらすらと口を突いて出

 と、ここまで書いたところで突然、バン!と部屋の電気が落ちた。なんだ?なんだ? 訳がわからず、スマホを懐中電灯代わりにブレーカーを見に行くが、何も落ちていない。ますます意味不明になって外に出てみると、我がマンションの1階で何やら工事の真っ最中。
 「すみません、今、突然停電になったんですけど、その工事と何か関係あります?」と聞くと、「関係あります」と堂に入った返事。回線工事でこの時間は停電するとの通知が事前に各ポストに入れてあったらしい。そんなもの見てもいないわがまま男は憮然として、「何時までかかります?」「4時半です」「ああ、そんなにかかりますか」「早く終われば、その前には復旧すると思います」。……ごもっとも。あなたたちに罪はない。
 かくして落ちてから今、1時間半以上が経過して時刻は午前4時前。どうやら「J:COM」の回線工事だった模様。
 致し方ない。何事もメンテナンスは大事。かく言う我が身に休息の日々はまだまだ訪れそうにないが。
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信号機が工事中って、ありなのか?

posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記