2012年07月04日

怒鳴り声をあげる。 ――[839]生誕19,408日

 横浜の丘の上にある劇場は予想以上に遠く、たどり着いただけでひと仕事終えたような気になる。
 今日はまだ照明・音響が合わせられないため、動線確認をひと通り終わらせる予定だったのだが、道具の配置に手間取り、だらだらとした時間ばかりが過ぎて、効率の悪さに苛立った演出家はついに怒鳴り声をあげる。

 情けない。大声をあげる我が身も情けないが、経験が学習にならず、先輩から後輩へも何も引き継がれていかない、弱小劇団の実態があまりに情けない。それもこれも座長の姿勢に起因しているのだろうと思うと、もういい加減にすべてを放り出したくなる。

 DVDで映画『灼熱の魂』を観る。よくもまあ、こんなトンデモナイ物語を生み出したものだと驚嘆するばかり。息もつかさず、濃密すぎる134分。今なお世界はこんなにも重く苦しい。

 こういう映画を観ると、日本はどれだけ平和ボケ国家なのだと、情けなさを通り過ぎて腹が立ってくる。
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赤い花。ではなく、救急車の照り返しで緑の葉が不気味に赤く点滅しているところ。

posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記