2012年07月09日

その考え方は古い。 ――[844]生誕19,413日

 あと10日あまりに迫った初日を睨み続けての稽古が続く。
 すでに1ステージ、本番を終えたとはいえ、吉祥寺シアターでは美術も手直しされるし、そもそも劇場機構が違うので動線もかなり変わる。それに伴ってセリフも若干変更されるため、俳優は記憶を上書き保存しなければならず、なんとも大変そう。
 ま、底意地に悪い演出家は「それ、前のセリフですよ」と小姑のようにちくちく小言を言うだけなのだが。
 
 『みんな豚になる』の稽古にのめり込んでいると、暴力は許されないことだと頭ではわかりつつも、そりゃあ言葉の暴力くらい浴びせたくもなるよなあと思ってしまうオノレがいたりするので、ときどき自分が空恐ろしくなったりする。
 今、何かと話題の、20代に顕著に見られる「新型うつ」についても、「それは本人の性格の問題、そんな甘ちゃん社員を抱えなければならない会社からすれば迷惑なだけ」と斬って捨てたくなるのだが、ある教育評論家は「その考え方は古い」と驚くことを言っていた。「もはや時代が違うのだから、今の若い人たちといかにうまくやっていくか。そこを考えないと会社に未来はありません」だと。
 マジっすか? そんな甘い考えこそが日本を堕落させるんじゃないですか?どうも納得しがたいが、やっぱり我が身のほうが頭が老いているのだろうか?
2012-07-09.JPG
今日も空は高いぜ。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記