2012年08月01日

無謀な挑戦。 ――[867]生誕19,436日

 今年も若者たちと、わずか10日間で芝居をつくる「DOCS」がスタート。今年は随分とメンバーが入れ替わったので(12人のうち8人までもがニューフェイス)、チームとしてのムードもまだまだ様子伺いが強く、道は険しい。
 初日の今日、午前中にまず地元サポーターの面々とスタッフワークについての打ち合わせ。美術家が参加しているわけではないので、美術もオッサン演出家がプランを提示しなければなりませぬ。
 上演するのは大橋泰彦さんの『ゴジラ』。1980年代、小劇場ブームの頃の傑作。「DOCS」としては初めて高校演劇の脚本から離れ、上演90分にも及ぶこの戯曲に挑むわけだが、かなり無謀な挑戦。なんせ10日間しかないから、できることをずんずん進めようとするのだが、ニューフェイスが多いこともあって若き役者どもはほとんど棒立ちのままセリフを言う。

 なので初日から小出しに毒を吐きつつ、若者たちを「ドS魂」でいたぶり続ける。

 午後8時過ぎに稽古を終えて、地元トレーナーたちと居酒屋へ。しかし初日から誰もが疲れていて、だらだらと飲み食いして午前様になる頃にホテルに戻る。

 ロンドンオリンピックの男子体操、内村航平選手が惚れ惚れするような美しい体操で個人総合で金メダル。ハイスピードでぴたりと吸い付くような跳馬の着地は何度見ても鳥肌もの。恐るべし、肉体。恐るべし、23歳。

 年齢だけみれば、「DOCS」メンバーと大して変わらないんだよなぁと思うと、しみじみ世の無情を覚える。
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超美技。人間業ではない。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記