2012年09月04日

ドMのように。 ――[901]生誕19,470日

 ダブルヘッダー稽古2日目。
 『少女仮面』はスタッフ会議に四苦八苦。美術・照明から始めて、衣裳、小道具、音響、制作、いずれも研修生のプランをできるだけ生かそうと思っているので、そのぶん手こずるだろうと予想はしていたものの、午後2時から6時まで、終わってみれば4時間みっちり。それでも各スタッフ、保留項目を多々残しつつ今日は立ち稽古なしのミーティングだけで終わってしまう。

 焦るな焦るな。スタッフワークがきっちりしていないと舞台に命は宿らない。思わず深い溜息が出そうになる我が身にしつこくそう言い聞かせる。

 『誰も観たことのない場所』は中盤の3分の1ほどを通る。こちらは新キャストのパートが未だ安定せず(ほとんど稽古していないので当たり前だが)、ここでも焦るな焦るなと、できるところをダメを出しては返すという作業をしつこく繰り返す。

 辛抱辛抱。大いなる無駄の先にしか完成度の高い舞台は生まれない。そう我が身に言い聞かせ、ひたすらじっと、ドMのように耐え忍ぶ。

 しかし、「焦らず辛抱」ってのは知らず知らずストレスが溜まるものらしく、帰宅するや無性に突き上げてくる欲望のままにアイスクリームを三つも一気食いする。
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ロンドンから帰ったF女史からもらったお土産は、チェルシーのユニフォーム。夫婦揃って熱狂的サポーターのF女史からすれば人にあげるのも忍びないお宝だろうが、我が身にとっては……稽古着だな。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記