2012年10月02日

相当溜まっている。 ――[929]生誕19,498日

 『少女仮面』の本番がいよいよ今週の金曜・土曜。
 ということは、ダブルヘッダー稽古はひとまず今週で終わる。「よっしゃー、張り切って乗り切るぞー」と勇んで稽古場に向かうが、ウォーミングアップだけで演出家のエネルギーは切れる。
 その後、通し稽古に臨むと、さすがに本番間近になって若き俳優たちも気合いが入っているのか、ここに来て芝居はぐんぐんよくなる。(この演出家に頼っていたのでは話にならん、と自主性に目覚めたのか?)

 ただ、みんなまだまだ真面目。唐十郎さんの戯曲に負けないハチャメチャさが欲しいところだが、優等生演技からなかなか脱却できない。もっとみんな意味なく汗をかけー。意味なく叫べー。人生の大半は意味なんてないんだぞー。

 夕方からは『産まれた理由』の稽古。こちらはホットシーティングが終わる目途がなかなか立たず、日中のアングラ芝居とは一転、会議のような時間が淡々と過ぎてゆく。
 稽古後、衣裳の打ち合わせ。……の予定だったが、みんな会議のような稽古に憂さが溜まっていたのか、俳優陣が「飲みに行きましょう」と言いだし、演出家もその流れに乗って、不届きながら居酒屋にて衣裳の打ち合わせ。
 新作の先行き不安な思いを払拭するためなのか、みんなよく飲んで、よく食って、よく笑う。誰もが「小1時間ね」と言っておきながら、丸1時間が経過しても誰も帰らない。おまけに閉店時間になって店員が「そろそろお願いします」と言いに来ても、誰も腰を上げようとしない。

 こりゃ、みんな相当に溜まっている……。

 閉店と言っても12時前には店を出て、打ち合わせと言いつつ酒をあおっていた演出家も1時前には家に帰り着く。
 その後、どうしたことか、いつもなら「飲んだら仕事なんかやってらんねーよ」と言い放つぐうたらオッサンが、殊勝にも『少女仮面』のパンフレットの文章なんぞを書く。

 去ったばかりだというのに、明日は台風か?
2012-10-02.JPG

『少女仮面』のパンフ表紙。
まったく中身と関係のない写真が素敵。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記