2012年10月04日

何かが耄碌している。 ――[931]生誕19,500日

 11時にウォーミングアップ開始。我が体はやや硬いけれど悲鳴をあげるほどでない。よしよし。そのままスタンバイに入り、午後1時半から、『少女仮面』ゲネプロ。
 約1時間50分。滞りなく終了。
 −−なかなか面白いんでないの? もちろん粗はあちこちに散見するけれど、「宝塚の男役という年老いた女の役」を性別を超えて演じるM(28歳)も、怖いもの知らずの10代を年齢を超えて演じるD(25歳)も、本気度がかなり上がっていてアングラの匂いもかすかに立ちこめる。よしよし。
 これでもっと相手役とのエネルギーの交換がバシバシ起こればいいのだが、まだまだ自分の役をキープすることで精いっぱい。ことほど左様に芝居は簡単ではない。

 終わったらすぐにダメ出し、小返しと、オッサン演出家が張り切って毒を吐き始めると、あっという間に6時を過ぎる。

 明日の本番、頑張ってくれ。
 遺言のように言い残し、オッサン演出家は稽古場を移動して、ワンツーワークスの『産まれた理由』の稽古へ。
 こちらは初日まであと1カ月あまりと次第次第に追い詰められているというのに、未だに全貌どころか、スタートラインも定かに見えず。こんなんで大丈夫なのかと思いつつ、どこか他人事のようで、我が身は危機感がなさすぎる。

 何度も何度も修羅場を乗り越えてきたとはいえ、どうにもできない修羅場もあるんだぞ。はあ。そう言われましてもねぇ……と馬耳東風。このオッサン演出家、次第次第に何かが耄碌しているようであります。
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『少女仮面』の基本舞台。ここから七変化。というか、終わる頃にはかなりぐちゃぐちゃになります。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記