2012年10月18日

時間がない。 ――[945]生誕19,514日

 一昨日に引き続き、まったくもってヨソの芝居を観ている場合ではないというのに、新国立劇場で『リチャードV世』を観る。

 2009年の『ヘンリー六世』3部作の続編で、キャストも09年のメンバーが担っている。『ヘンリー六世』が浮沈の激しい大河ドラマだったのに対し、こちらは幕間狂言のような場面や亡き者となった人物が何人も出てきたりと、「物語のうねり」より悪者・リチャードを巡る勧善懲悪ドラマといった趣だが、最後の懲悪場面が「あれれ?」と思うほどにあっけなく、大河ドラマの続編としてはかなり物足りない(それでも一幕2時間、二幕1時間20分と長さだけは負けていない)。新劇俳優オンパレードの中、タイトルロールを演じた岡本健一さんはいっそう軽やかに見えた。

 夕方から『産まれた理由』の稽古。

 始まりが遅く、終わりが10時と早いので、2場面ほどを何度か返すだけで退出時間が迫る。もっともインタビューの起こし原稿からセリフにしていく執筆時間は稽古以上に時間を取られるので、四六時中、時間がない、時間がないで過ぎてゆく。
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赤い砂を敷き詰めた美術が美しかった。『リチャードV世』
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記