2012年11月01日

カットに苦しむ。 ――[959]生誕19,528日

 『産まれた理由』は連日のごとく場面カットを繰り返しているにもかかわらず上演時間2時間27分。な、長い……。
 思い切って30分ほどばっさり切ってしまえばあっという間に片がつくのだが、登場人物のカテゴリーのバランス、俳優の出番が連続しないような計算、加えて一番大事なエピソードの重要度を一つ一つ考えながら切ろうとすると、どうしても小さなカットを繰り返すしかない。2、3日もすれば役者の台詞のテンポも速くなって10分くらいすぐに縮む縮むと思ったりもするが、それが淡い期待でしかないことは百も承知。
 自殺をテーマにしたドキュメンタリーシアター『誰も見たことのない場所』のときもそうだったが、劇場入りしてもぎりぎりまで上演時間を巡る駆け引きはケリがつかないかもしれぬ。

 薄々わかっていたことではあるが、産みの苦しみは延々と続く。(もしかしたら千秋楽まで?)

 福島第一原発の作業員が関電工を告発。昨年3月24日、3号機でケーブルを引く作業を行う際、関電工社員は「少々線量は高いが支障はない」と説明したものの、汚染水に浸かった4人は180ミリシーベルト前後を被爆。20ミリシーベルトに設定してあった電子型線量計の警報音は鳴っていたが、関電工社員は「誤作動もある」などと言って作業を継続するよう指示したという。

 ……ひどい話だ。やっぱり弱い立場の者を平気で犠牲にするんだね。下請けの関電工は東電から圧力を受けてただろうから、最も責任が重いはずの東電社員が一番安全なところにいるんだもんなぁ。愚劣な話だ、まったく。
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衣裳の山。『産まれた理由』の登場人物は40人以上。
……大変っす。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記