2012年11月05日

ぼそりと言われる。 ――[963]生誕19,532日

 いよいよ劇場入り。と言っても、今日は仕込みに終始。なので偉い偉い演出家は社長出勤で夕方入り。

 既に舞台美術は組み上がり、「ほう、ここで芝居をやるのかね」とまるで他人事のように舞台に上がってみては、あっちをうろうろ、こっちをうろうろ。と、演出家に声がかかる。「すいませーん、ちょっとそこいいですか?」。あ、俺?邪魔?

 なんせ状況は差し迫っているので、夕食休憩後から照明の明かりづくりと平行して(邪魔させてもらって)、ムーブメント、動線のチェックをできるところまで、わっせわっせと進める。いざ始めると気にくわない演技ばかりが目につくが、ここは我慢我慢とひたすら見て見ぬ振りをして流れをつくることだけに専念……すればいいものを、思ったことは言わないとストレスの溜まるお子様演出家はマイク越しに毒は吐いておく。

 と、演出家の横で明かりづくりに専念してるかと思いきや照明家のIさん、演出家の毒に対してボソリとひと言、「ホンット、何か言わないと気が済まないんだから」。……消沈。

 午後10時30分退館。んじゃ軽く一杯いきますか、という余裕はもちろんなく、赤坂見附からまっすぐ帰路に就く。

 さぁて。まさに舞台は整いました。明日の場当たりが勝負。書き物仕事も溜まりまくっているが、何より初日が大事。書き物に専念したくてもそこは我慢我慢と見て見ぬ振りをする。(素晴らしきかな現実逃避)

 JASRACが著作権使用料から過去30年間で最も歌われた曲を発表。3位の『ふたりの大阪』、2位の『居酒屋』というカラオケ定番デュエットソングを抑えて1位になったのはSMAP『世界で一つだけの花』なんだと。私ァ、この曲の歌詞が大嫌い。どう聴いても「傷の舐め合いSONG」にしか思えない。
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赤坂レッドシアターはまともな楽屋ないので、狭い通路に衣裳が山のように掛けられ、その先には冷蔵庫。不思議ワールド。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記