2012年11月12日

本番中でも授業。 ――[970]生誕19,539日

 本番中だというのに、劇場のある赤坂ではなく小手指へ。本番中だというのに、午前中からどんより頭でS高校へ。本番中だというのに(しつこい)、今日は授業。
 なので本日も昼夜2ステージだったのだが、マチネには当然ながら顔を出せず。
 「あのー、生徒みんなして劇場へ観劇に来てくれたほうが勉強になると思うんですけど。芝居って観るのも勉強ですよね?劇団としてもそのぶんチケットが売れて助かるんですけど」

 などとはもちろん言い出せるはずもなく、受験シーズンを目前にして今ひとつやる気のない女子高生軍団にやる気をチューチュー吸い取られながらも、ご老体演出家はせっせせっせと芝居の稽古に勤しむ。

 午後4時半に授業を終えて、バスと電車を乗り継いで都心に舞い戻ってみると、すでに開場時間近く。もはやできることは何もなく、演出家はただの一観客と化して芝居を観る。
 ドキュメンタリーシアターは短いエピソードの積み重ねなので芝居の流れの起伏が大崩れすることは少ないけれど、それだけに出来・不出来は俳優がどれだけ切実な思いを抱えて演じているかに拠るところが大きい。しかも会話よりも独り語りがメインなので、一人二人が頑張ったところでそれが全体に波及するのは難しい。

 『産まれた理由』は今日も上出来のシーンもあれば、今ひとつのところもあり、全体としては悪くはないものの熱量は今ひとつ。残り3ステージとなって中だるみなのか?

 大阪の橋本市長がイチャモンをつけて助成金を打ち切る・打ち切らないの騒ぎになっていた人形浄瑠璃文楽について、大阪市は来年度から「集客に応じて助成金額を増減する」方式を導入するとのこと。

 税金を投入するのだから効果を示せ。この理屈は理解できるとしても、効果を図るのが集客だけでいいのか。
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昼間からホームで工事とは緊急事態ではあるまいな。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記