2012年12月15日

役に立ってますぞ。 ――[1003]生誕19,572日

 『死に顔ピース』広島公演初日。本日も2ステージ。
 演出家は一人社長出勤で劇場入りし、午前11時から昨夜の場当たりの続き。ほぼ1時間でカーテンコールまで終了。
 その後、劇場入りしたこの芝居のモデルである岡原さんと再会し(恒例のハグもして)、アフタートークの段取りを簡単にとって12時半にはスタンバイに入る。
 

 プロデューサーのOさんは「チケット売りが今ひとつ」と言っていたけれど、昼公演はほぼ満席。開演間際にも後から後からお客さんがやってくるので、演出家も案内係となっててきぱきとお客様を誘導。役に立ってますぞ、演出家。(演出家の仕事ではないが)
 芝居の出来は可もなく不可もなくであったが、カーテンコールはまさかのトリプルコール。ダブルにも慣れていない俳優たちは照れくさそうに素人のようにはにかみながら出てくる。
 アフタートークは岡原さんと中国新聞記者と3人で「終末医療」について語ったのだが、我が身は進行役。自分の話は極力控え、裏方に徹して仕切り役に専念。ここでも役に立ってますぞ、演出家。(演出家の仕事ではないが)

 終演後のダメ出しは要点のみに抑え、しばしの休憩を挟んだら、すぐにまた夜公演のスタンバイ。
 夜は7割弱の入り。土曜の夜の集客が難しくなっているのは東京も地方も同じらしい。芝居は抜群に上出来とはいかないが安定感は生まれ、後半は客席からすすり泣きが絶えない。カーテンコールもまたまたトリプルで盛り上がって……と思って見ていたら、音楽が急に静かな曲に乗り変わる。野郎、音響のKさんの仕業だ。早くお客を帰したくてわざと静かな音楽に変えやがったな。「カーテンコールが10回だろうが20回あろうが、指定の曲で終わってくれ。どうやってお客さんにかえってもらうかも演出の一環なんだからさ」

 終演後は岡原先生も交え、俳優も全員参加でして飲みに出る。さすがに明日も本番なので2次会には流れず、午前様にはなったものの素直にホテルに戻ったのに、ロビーで若手数名が珈琲を飲んでいたのでオッサン演出家もその輪に加わっていると、岡原先生も合流。いかんいかん、これじゃ2次会と同じと早々に切り上げて部屋に帰る。
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降臨。広島公演を見守ってください。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記