2013年01月07日

期待感を上回って。 ――[1026]生誕19,595日

 週が明けて2013年が本格的に動き出した。

 東証では大納会に続き、大発会でも日経平均株価が続伸。誠に喜ばしいが、膨らんでいるのは「期待感」だけ。期待がしぼむ前に実態が追いついてくれるといいのだが。

 我が身も期待感だけはいっぱいあれど、今日も一日、仕事仕事で何の変哲もなく(さしたる成果もなく)終わってしまったので、年末年始にDVDで観た映画の感想なんぞ、いくつか。

 『ドラゴン・タトゥーの女』。女性を主役にしたアクションものかと思いきや、ストーリーがどこへどう転がるのかまったく読めない極上のサスペンス。迷宮アトラクションにしっかり引きずり込まれ、最後まで堪能。ただ主演の雑誌記者を演じるダニエル・クレイグは渋すぎてジェームス・ボンドにしか見えず、「これ、007じゃないよな?」と観ながら何度も思う。

 ネタバレ格言:「変態が権力を持つと、ろくなことはない」

 『アウトレイジ』。世界のKITANOの映画は2000年代に入ってから見終わって首を捻ることが多かったので少々遠ざかっていたのだが、この作品も「キレ」はあるものの突き上げてくる衝動は今ひとつ。錚々たる顔ぶれの男優陣の中では椎名桔平が抜群にカッコイイ。「いいよぉ〜」と聞いていた加瀬亮は役をつくりすぎていて我が身には説得力に欠けた。……と、この映画は名だたる男優の「遊び」を観て楽しむ作品なのかも。

 ネタバレ格言:「この世の中で信じられるのは、自分だけ」

 『告白』。小説の『告白』は読んだ後の衝撃がすごかったので果たして映像にして面白いのか?と疑問だったが、意外や意外、大健闘。主演の松たか子も正攻法の演技でソツがない。何よりも中島哲也監督の「つなぎ」の巧さに感心。しかしチョイチョイ入る叙情的な「ひっぱり」が我が身には邪魔。それにしても今どきの中学生に、この映画どこまで「リアル」なんだろう?

 ネタバレ格言:「男は誰しもマザコン」

 この3本のように、今年はぜひとも「期待感」を上回ってくれ、ニッポン経済。……それにしても我が身も映画、撮りたいなぁ。

 誰か「期待」を持って、投資してください。
2013-01-07.JPG

このシリーズ、もうすっかり出尽くして「もがき」が漂う。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(6) | 日記