2013年01月09日

俺の勝ちだよね? ――[1028]生誕19,597日

 近いうちに膝がグギッといきそうな恐れを抱きつつ、今日も膝を騙し騙しランニングに精を出す。グギッ、となったらなったでまたヒアルロン酸を打ってもらえばいいやとお気楽に構えているものの、やはりリバウンドした体重を減らさないことには膝の寿命はさらに縮むに違いない。
 「大丈夫だ膝、まだ大丈夫だ膝」と言い聞かせつつ走っていると、後ろから足音が迫ってくる。「ハイハイ、若者は颯爽と追い越してってくださいな」と思っていたら、足音の主は我に並びかけはするものの抜き去る勢いがない。なんで抜かないんだ?と思って横を見ると、並びかけてきたのは明らかに我が身より年長のオッサンで、それがわかってしまうと膝の調子がよくないオジサンは俄然、抜かれたくなくなる。そこで年寄りの冷や水と思いながらも少しピッチを上げると、なんと横のオッサンもついてくるではないか。かくしてオッサン二人は、どちらも抜き去るほどのパワーはなくて、仲良く並走状態が続く。
 なんなんだ、この光景。息も絶え絶えに並んで走るオッサン2名。他人が見たら友情を育んでるように見えたりするのか? 不条理だ、それはあまりに不条理だ。そう思いつつ並走すること10分近く。「ええい、膝にはヒアルロン酸があるわ!」と再びピッチを上げると、横のオッサンとの距離が2メートル、3メートルと開き始め、おお、これは勝負あったか?と思っていたら、後ろのオッサン、差し掛かった十字路で別ルートに曲がりやがった。
 小さくガッツポーズする寸前だったのに、なんだ、この取り残された感じは?なんで軽くバカにされた気分になるんだ?

 これって俺の「勝ち」だよね? でしょ? 違う?

 本日、新年になって初めての劇団制作会議。書類仕事を鬼のように抱えたまま、来週から本格的に稽古もスタート。修羅場の日々が再び幕を開ける。取りあえず、痩せます。
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ささやかなカーブミラー。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記