2013年02月26日

完治してくれ。 ――[1076]生誕19,645日

 やはり我が身は老いていた。気力で風邪の悪化を止めていると思っていたのだが、今朝起きたら、喉の痛みはひどくなっていて、完全なる鼻声、ぐずぐず鼻をかめば黄色っぱなが出る始末。ああ、情けなや。我、風邪に敗れたり。
 とはいえ、今日は芝居の成否に大きく関わる勝負の場当たり。ゲホゲホと咳き込みながら劇場に入れば、「風邪?」「もしかしてインフル?」「マスクして、マスク」と、たちまち叱責する声があちこちから我が身に放たれる。初日直前だというのに迷惑この上なし。そう訴えるみんなの目が冷ややか。

 しかし老いてなおかつ体調不良の演出家は言い返す力もなく、大嫌いなマスクを渋々かけて場当たりに臨み、鼻声をマイクで響かせながら指示を出す。

 照明、音響、秘密の仕掛け、映像とテクニカルを中心に、うまくいかないところは何度も返しながら、午後1時30分に始まった場当たりは、結局退館時間ぎりぎりの9時40分までかかっても最後まで終わらず。それだけ念には念を入れてとばかりに完璧主義を貫いているからではあるが(そう思わないことにはやってられない)、それにしても長丁場。残ってしまった最後の2場面は明日回しにして、今日は退散。
 風邪薬で熱は下がったものの、喉と鼻水の絶不調は改善しないまま自宅に戻り、鼻をかみかみパソコンに向かう。

 あー、寒さで冷え切った手足をはじめ、体をあっためるためにザブンと熱い湯船に浸かりたいが、やめといたほうがいいんだろうなぁ……。頼むよ、明日こそ劇的に完治してくれ。
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演出席にはティッシュが箱ごと置かれる始末。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記