2012年06月16日

何がお楽しみなのか。 ――[821]生誕19,390日

 本日も芝居の稽古の2連チャン。寄せては返す波のように、繰り返し繰り返し、2本の戯曲と向き合う。
 S高校の女子高生軍団は、ここに来てオッサン演出家だけに任せていては無事に本番を迎えるのは難しいと見切ったのか、衣裳に小道具、髪型なども自分たちで日々グレードアップさせている。
 そうだよ君たち、大人なんて当てにならないんだよ。苦難の道は若き自分たちの力で切り開いてくれ。
 などと我が身に言い聞かせ、決していじけてはいないはずの演出家は、未だにセリフを間違える主役の17歳に、「同じことを3度も4度も言わせるなよ。おまえ、主役なんだから。おまえが座組みを引っ張っていかなきゃいけないんだから。そんなんじゃ誰もついてこないぞ」と怒鳴り散らす。

 もちろん、これは愛の鞭。決してオッサンのいじけから来る八つ当たりではない。(と思う)

 それにしてもダブルヘッダー稽古を終えて帰宅すると、疲労感がすさまじい。我が身体は今や、あっという間に充電がなくなってしまうスマホのごとし。
 しかし、スマホは充電すればアレもできたりコレもできたりと多機能で楽しいことも盛りだくさんなれど、我が身に備わるアプリは芝居のみ。
 世の中、もっと面白いことがいっぱいあったはずなのに、このオッサンは酒も飲まず、映画にも行かず、海外にも行かず、我を忘れて遊び狂うこともなく、すっかり日々の「お楽しみ」から縁遠くなっている。というか、いったい何をすれば楽しいのか、それさえわからなくなってきている。
 いよいよ呆ける日は近いぞ。
2012-06-16.JPG
最近、手放せなくなった「ケラチナミン」。効能・効果を読むと、「成人・老人の乾皮症」と、しっかり「老人」の文字が。

心までむずがゆくなる。

posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: