2012年04月27日

国防軍だと?――[771]生誕19,340日

 昼前には雨が上がると言っていたのに、終日しとしと模様。天気予報って昔より正確になったよなぁ、とこの頃感心していたのに見事に外れる。何事も、信頼しかかると裏切られる。やはりこれが世の常というものなのか。

 自民党が「日本国憲法改正草案」を発表。自衛隊を「国防軍」とし、軍法会議の設置も明記。さらには、「内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができる」「何人も…国その他の機関の指示に従わなければならない」と、政令による権利制限がOKとまで書かれている。

 なんじゃ、これは。これ、内閣が何でも勝手に決められるってことじゃねーの?「内閣で決めました、徴兵制を導入します」「内閣で決めました、国防軍で北朝鮮に侵攻します」……恐ろしい。恐ろしすぎる。こういうニュースが流れても「ま、実現するわけないし」と思っているのか、無関心な人が多い我が国民性が恐ろしい。マスコミはなぜもっと報道しない?
 
この草案、自民党のいったい誰が考え、誰が押し進めたのか?その中心的役割を果たしている人物は誰なんだ?

 たまたまだが今日、DVDでドキュメンタリー映画『インサイド・ジョブ』を観る。リーマンショックはなぜ起こったのか、たくさんの人へのインタビューから、その責任の所在の核心に迫っている。浮かび上がってくるのは、低所得者層を踏みつけにして我が身を肥やし続けた金融界の実態。「世の中を好き勝手に動かしているのは、ほんのひと握りの人間なんだ」ということを怒りとともに教えてくれる。
 日本も「改革、改革」と言いながら未だに天下りやら癒着やらが凄いけど、さすが日本のお手本の国、アメリカはその上を行く。この手のドキュメンタリーで腹が立つのは、結局、「巨悪は逃げおおせる」という結末。絶対に勧善懲悪とはならない。

 監督はチャールズ・ファーガソン。昨年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門受賞作。観て損はなし。
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あっという間にすべては過去になる。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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