2010年07月29日

老い日記[133]――生誕18,701日/禁煙86日目

西東京市民会館での実寸稽古、最終日。
 さすがに今日は稽古最優先。朝から田無に向かい、11時には稽古開始。昨日、カットを決めた個所の流れを確認しつつ、部分稽古でひと通りチェック。
 3時半すぎから、いざ通し稽古。終了。2時間3分。なんか微妙だなぁ、この3分。と一瞬思うが、いやいや、もうこれで良しと、このままの形で上演することに決める。
 『誰も見たことのない場所』はドキュメンタリー・シアターと呼ばれる通り、実在する多くの人からインタビュー取材で得た証言を再構成して戯曲にしているので、ほんとに台詞をカットするのは忍びない。フルバージョンは2時間40分なのだが、それだけの時間、それだけの証言者(登場人物は計45人)を費やすことで、テーマの「自殺の背景」が浮かび上がってくる(もっと多くてもいいとすら思う)。取材に応じてくれた人は皆、切実な思いを語ってくれているので、カットしてしまうと、なんだか大事な預かり物を捨ててしまったようで申し訳ない気になる。「よっしゃ、フルバージョン、いっちゃいましょう」と言ってくれる主催者さん、どこかにいませんか?

 通し後、全員で撤収・梱包・積み込み。わがまま演出家は「みんな、あとヨロシクね」とそそくさと会館を後にして、電車・バスを乗り継いで自宅に舞い戻り、文章家のお仕事お仕事。
 しかし、どうしてこうも締切が重なるのか。腹据えて、じっくり原稿に向き合いたいのに、ちょぼちょぼしか時間は取れず、昔のように連日徹夜に耐える体力はとうになく、このところ常に、「あー、あの原稿を早くあげねば」というプレッシャーが頭から消えない。たぶんコレ、大きなストレスになってる。このままいくと、また癌になる(なりません)。癌回避のためにも早くケリをつけねば(癌はどーでもいいから、さっさとケリをつけなさい)。

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行きたいっす。何も考えずにすむワンダーランド。(鷺宮駅のホームの看板)
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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