2010年05月24日

老い日記[67]――生誕18,635日/禁煙20日目

 
 朝9時すぎにはリムジンバスに乗って空港へ。
 術後2回目のフライトも睡眠睡眠で何事もなく羽田着。電車を乗り継いで新宿まで辿り着いたところで、携帯電話の充電器をホテルに忘れたことに突然気づく。
 ホテルの部屋って、どうしてあんな妙な場所にコンセント口があるのだろう(バスルームのドア横の下のほうとか)、こんなところに挿しっぱなしにしておくと絶対忘れるよなぁ、と思っていたらホントに忘れた。まったくもって、なんであんなところにコン
セント口があるんだ? ホテルの部屋の構造が悪い、おかしい、と急に腹立たしくなりながら、人間、つけようと思えばどんなことにも文句をつけられるもんだと我ながらほとほと感心。

 先週から悲鳴をあげ始めた歯の疼きがいっこうに治まる気配がないので、稽古前に歯科医に駆け込む。
 「最近、歯ぎしりとかしてないですか?」と歯科医が聞く。
 歯ぎしり?
 「歯ぎしりをすると歯の長い糸切り歯がこすれ合って動いて、ぐらぐらしてくるんですよ。で、そこに菌が入りやすくなって、ぐらぐら動くたびに歯周ポケットが広がって両隣の歯にも菌が移ってっちゃうんですね。してないですか、歯ぎしり?」
 え? 歯ぎしりってしようと思ってするもんですか? と突っかかりたくなる気持ちをぐっと抑えて我が身を振り返ってみるが、寝てるときに歯ぎしりをする癖はない(していたと言われたこともない)。
 しないよなぁと思っていると、「歯に力を入れたり歯を食いしばったり、してないですか?」と歯科医は追い打ちをかける。
 え? 悔しくて歯ぎしりするとか、なにくそぉと思って歯を食いしばるとか、そういうこと? いやいや先生、もうそこまで若者のような情熱はないですよ、と言いかけて、いや待て、昨日・一昨日のオーディションで無駄に張り切っていた我が身をありありと思い出したが、いやいや、でも歯は食いしばってないよな、となんだか堂々巡りのような思考回路になっていると、「糸切り歯の歯周ポケットが広がらないように歯間ブラシ、頑張ってやってみてください」
 結局、歯磨きを頑張れという結論にやや拍子抜けしながら、「わかりました……」と答えるしか我に能はなし。

 歯科医院から稽古場に直行。若手男優の成長の遅さも腹立たしいが、若手女優はもっと厳しい。まぁ、基礎訓練もまだまだ、技術習得もこれからこれから、と自らをなだめるものの、でも本番は待ってはくれない。果たして間に合うのか? やはり我が劇団の稽古場がもっとも胃によろしくない。
 稽古後、次回公演主役の若手男優Oと世田谷まで車で出かけて芝居に使う映像の打ち合わせ。今日も帰宅は0時すぎ。今日もへろへろ。あー、体力落ちた落ちたと、どんより思う。
宮本武蔵.jpg
熊本空港の搭乗口には「宮本武蔵」のパネル展示が。熊本ゆかりの人物展らしく、右隣は「夏目漱石」、左隣は「細川ガラシャ」。展示に見入る人は皆無。
posted by 老い日記 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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