2010年03月29日

老い日記[11]――生誕18,567日/禁煙3日目

  朝起きると左膝の痛みは、嘘のように消えて……とはいきません。もうそんなに若くありません。昨日ほどではないが痛みとともに、階段を下りるときなどに、カクン、と そのまま膝が抜けてしまいそうな感覚がある。……もしかして、ヒアルロン酸不足?

 以前、ランニング中にめちゃくちゃ膝が痛くなり、数日たっても痛みがひかないので病院に行ったら、医者から「軟骨が磨り減ってますね」と、衝撃的な言葉が。
 ……はぁ、と中途半端な相づちを打つと、「磨り減った軟骨は、もう増えませんからね」と、さらに追い打ちが。
 「え、それって、もう年寄りだってことですか?」と詰め寄ると、「まぁ、そうですね」と、容赦ないトドメが。
 「ですから、あまり無理して走らないで、ウォーキングから始めてください」と最後には、年寄りの冷や水に釘をさすような、悲しい言葉を全身に浴びました。
 それでもメゲずに、「とりあえず、この痛みはなんとかなりませんか?」とお願いすると、「ヒアルロン酸を注射しますか、すぐに痛みは治まりますよ」。
 でもって、膝に直接、注射をぶすっ、と。これが嘘のように効果てきめん、一発で痛みは消え失せたのでありました。
 よし、あと2日、痛みが引かなかったら病院だ。病院行って、ヒアルロン酸だ。

 膝と同様に、もっと癌とも向き合うべきなのだろう。だがさっぱり自覚症状がないので、今はもっぱら禁煙と向き合っている。禁煙の記録更新に向けて日々、相当なエネルギーを注いでいる。
 禁煙も3日目になると――あれ? 喉にへばりつく痰がなくなって空気の通りがとてもさわやか(気のせい気のせい)、あれ? 心なしか味覚・嗅覚がずいぶんと研ぎ澄まされてきたような(もっと気のせい気のせい)、といった妄想をひたすら駆り立てて、煙草への誘惑を断ち切っている。なんて不毛な闘い……。

 稽古は若手男優陣に痺れを切らし、ついに手とり足とり、細かく細かく小返し。とっても時間がかかる。かかりすぎ。すいません、ドクター、下手な男優にイッパツで効くヒアルロン酸、ありませんか?
2010-03-29.jpg
あんなに足繁く通ったのに、煙草を吸わないなら行く理由がなくなった……。そういうことだ。別れはいつも唐突にやってくる。

posted by 老い日記 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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