2011年08月27日

やり逃げ。――[527]生誕19,0702

 8時半にホテルのロビーに集合。今日も朝から「犬バス」に乗り込み劇場へ。
 10時半から再び場当たり。12時、スタンバイ。その後、司会の方を交えてアフタートークの打ち合わせ。
 12時45分には開場。堺市公演は事前申し込み制で400名まで受け付ける予定だったが、あっという間に400名を突破。劇場のキャパは520ほどなので、その後500名まで受け付けることにしたらしいが、これも瞬く間に突破。以降も申し込みが絶えず、結局50〜60名ほどにお断りをしたという。すごいね、堺市。なぜそんなに自殺に関心が高い?逆にビビるわ、と思いつつも満席の客席は、やはりありがたい。
 会場にははるばる遠方から足を運んでくれた人も多数。広島からプロデューサーOさん、鳥取から女優Kさん&Sさん、宮崎から劇作家・演出家Nさん。感謝感謝。
 
 午後1時30分、開演。空間的にも収まりがよく、中には緊張ゆえか俳優がとっちらかって、「おいおい、大丈夫か?」というシーンもあるにはあったが、無事、終演。
 続くアフタートークも地元のアナウンサーの方が進行にソツがなくて、無事、終了。一緒に出たベテラン俳優Oからは「いちいち話に入りすぎ。言いたいこと言いまっせという思いが強すぎ」とダメ出しを受ける。「え?全然喋り足りなかったんだけど」と出しゃばり演出家は思っていたのだが。
 
 バラシ・積み込みもスムーズに済ませ、堺市の皆さんありがとう! と全員レンタカーのバスに乗り込んで伊丹空港へ向かったのだが、ドラマはここから始まる。
 昨日・今日と移動はすべてレンタカーのバスで、運転はベテラン俳優Oの担当だったのだが、このオッサン、すでに老境ゆえ、カーナビを信用しない。いちいち地図を見て、あとは動物的勘だけで運転しやがる。「ナビ、見れば?」「ナビ、見てよ」という毒のこもった演出家の言葉をことごとく無視。ふん、もういいよ、勝手にしろ、と拗ねていたら、なんと渋滞にはまる。高速が途端にのろのろ運転に。伊丹空港発の飛行機は8時15分。このままじゃ全員、間に合わない。
 一気に不穏な空気漂う車内。というか、不穏な俺。途端に運転席の近くに座っていた若手Oがナビを見て、「ナビだとあと○○分です」としきりに説明するのだが、かえって緊張感を煽る。誰も責めようのない苛立ち。やがて徐々に渋滞が解消し始めると、若手Oは「大丈夫です、間に合います」と言うが、その声には誰も答えない。フライト30分前。ようやく伊丹空港が見えてくる。と、犬バスの車内から期せずして巻き起こる拍手。なんだ、みんな気になって起きてたのかよ。やれやれ。
 もちろん帰りの機内でも爆睡。無事、羽田について家に帰り着いたのは12時近く。本番やってやり逃げという過酷スケジュールはオッサンには拷問のよう。
 かくして『誰も見たことのない場所』堺市公演、幕。堺市の皆さん、お世話になりました。へろへろです。
『誰も見たことのない場所』堺公演舞台.JPG
『誰も見たことのない場所』堺市公演の舞台。一体感のある空間が心地よい。 
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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