2011年06月13日

ヒアルロン酸注入。――[452]生誕19,020日

 「変形性膝関節症ですね。初期とみていいと思います」
 M整形外科の美人女医はぎっ、と睨むように我が顔を見てそう言う。睨むのは患者に反論させないためですか?と、どうでもいいことを口にしそうになるが、そこはぐっと我慢。先生、美人なのにそんなに睨むと美人台無しですよ、とさらにどうでもいいセリフが脳裏をよぎるが、再び邪悪に満ちた心を殺し、じっと美人の言葉に耳を傾ける。
 睨む女医は2年前のレントゲン写真と見比べながら、「さほど変わってないですね。わかりますか、ここ、外側より内側のほうが骨と骨の間が狭くなってますよね」と、写真はすぐ目と鼻の先にあるにもかかわらず、わざわざ指し棒を使って説明してくれる。あの先生、その指し棒、かえって邪魔じゃありませんか?と再びしょーもないことが気になり始めるが、大人はここでも我慢してレントゲン写真に目を移す。
 確かに若干、外側より内側の軟骨部分が狭い。でもその差は僅か1ミリほどしかないように見えるが、いやいや、その1ミリが痛みを引き起こしているに違いない、と無理やり我が身を納得させる。
 満を持して、「前回はヒアルロン酸を打ってもらったんですが、今回も打ってもらえませんか?」。そう切り込むと、「いいですよ」とあっさり承諾。「前回、打ってもらったら劇的に痛みが消えたんで」「ああ、それはステロイドですね」「あ、あれステロイドですか」。とぼけた返事に思えたのか、睨む女医はカルテを見つつ、「2年前は右膝にステロイドを打ち、その後に、1週間間隔でヒアルロン酸を2回打ってます」と、ぴしゃりと教えてくれる。
 そうか、痛みを取るのはステロイド筋肉注射か。ヒアルロン酸すげぇよ、凄すぎるよ、とヒアルロン酸を神のように思っていた我が記憶は間違っていたのか。「初期ですからヒアルロン酸で様子を見ていいと思いますよ」。はい。
 かくしてヒアルロン酸を膝に注射。横になってくださいと言われているのに上半身を起こして注射の様子をじっと見ている我が身には目もくれず、美人女医は我が膝に躊躇なく注射針を突き刺す。「痛みがあるのは内側なのに、なんで外側に打つんですか?」。邪悪な心を抑えられずに尋ねると、「関節全体に広がりますから。内側だと痛すぎて打てないと思いますよ」。ニヤリ。先生、何ですか、そのニヤリ。もしかして美人先生、もしかして「ドS」っすかぁー?
  
 妄想に歯止めが効かなくなりそうだが、ともかく変形性膝関節症は2年前に右、今回は左。これでめでたく左右平等に「あなたの膝は老いてます」と宣言された次第。
 しかも膝から下の骨は関節に当たる上部にラクダのコブのような隆起が2カ所あるそうなのだが、わが骨は一般の人のなだらかな隆起とは違って2カ所とも尖っているという。そう言われて改めてまじまじとレントゲン写真を見ると、確かにコブは尖っている。刺さったら痛そうだ。なぜ尖っているのか?もしや骨は性格を反映しているのか? 

 ヨボヨボじいさんは、夜の稽古はウォーミングアップはパス。やっぱりヒアルロン酸はステロイドほど即効性はないようで、稽古場で前に出るたびにイテテイテテと痛みが走る。
 ここはひとつ、減量作戦に今一度、本腰を入れなければ。何よりも老いてしまった両膝に負担をかけないために。そう思うが、膝が痛いので走れない。しかし走らないと減量できない。うーん、難問だ。(愚問です) 
湿布.jpg
湿布薬もたくさん処方してもらいました。計21枚。多すぎます。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(1) | 日記
この記事へのコメント
古城様       とみおかです。
実は、私も両膝とも、水がたまって大変な事になってました、今は正座ができないくらい、普通に歩けるけど、
15年くらい前急に右膝が夜中に激痛、死ぬかと思うくらいの(心臓麻痺で)痛さで、翌日というか
その日というか、医者で水をぬいた時は汚い水が出てきて何年も前から、痛めていたらしいと、言われました。膝の軟骨が変形してるらしいけど、
まさか同病とは、ね?。。。
今年2月に治療に行った時は水を抜いてくれず、
痛み止めの薬(ロキソニン)だけでした。
減量しないとね!それじゃまた。
Posted by とみおか at 2011年06月15日 01:39
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