2011年04月19日

背中に不吉な悪寒が。――[397]生誕18,965日

 睡眠1時間半で会議のため初台へ。かなりの睡眠不足ながら会議には余裕綽々で間に合うはずが、新宿まで来て背中に突然、不吉な悪寒が走る。サ、サイフを持ってない……。家を出る前、PASMOだけは確認したのだが、そうだよ、財布は昨日の上着に入ったままだよ。
 事態は把握したものの、引き返せばもちろん会議には大幅遅刻。とはいえ今日は会議が終わってそのまま羽田から宮崎に向かう。――どうする?どうすんだ俺? 慌てるな、よく考えろ。PASMOがあるから羽田には行ける。航空券もあるから宮崎にも飛べる。宮崎空港には迎えが来るからホテルにも行ける。おおー。ということは、宮崎での一泊二日をまったくの飲まず食わずで過ごせば財布なしでも大丈夫じゃないか?
 もちろん、そんな自信はないので結局、制作F女史にSOSの電話を入れ、お金を用立てて会議後に新宿まで持ってきてもらう。お世話かけました。
 こんな擦った揉んだの末に羽田に辿り着いたのに、飛行機は30分以上も遅れて出発。(とほほ)
 
 宮崎空港には4時半頃に到着。ほぼ8カ月ぶりの宮崎は、やはり空が高い。足下に目を移せば、口蹄疫の真っ赤な「防疫マット」が目を引く。その上まだ何か風景が違うなぁと思って空港内を見回したら、去年まであちこちに氾濫していた東国原前知事の似顔絵がすっかり消え去っている。そうか、知事が続投しなかったことで大量の包装紙やポスターやグッズ類が大量のゴミになったんだなぁと思い知る。
 空港には宮崎の劇団で女優もするフリーアナウンサーのMさんに迎えに来てもらい、ホテルにチェックインした後、その劇団代表のOさんも交えて今後の打ち合わせ。
 
 この宮崎の劇団「ゼロQ」は、これから「口蹄疫」をテーマにした「ドキュメンタリー・シアター」に取り組む。上演は来年3月。久々に故郷に舞い戻った男はその公演の監修という立場。
 7時からは近くの公民館に移動して、この芝居に参加するメンバーに、ドキュメンタリー・シアターについてのレクチャー。いわゆるストーリーのあるストレート・プレイと何が違うのか、取材はどのように進めるのか等々、我が劇団が手掛けた『誰も見たことのない場所』の創作過程を例に、滔々と詳しく解説。1時間半ほど説明した後で質疑応答に移行、次々に繰り出される質問にこれまた解説付きで答え、口八丁男は約3時間喋りっぱなし。さすがに喉がからからになる。
 その後、場所を近くの居酒屋に移動して懇親会。今回のメンバーには一昨年、我が身が演出した宮崎版『パラサイト・パラダイス』に参加した俳優も多く、懐かしい顔があっちにもこっちにも。同窓会気分も存分に味わう。とはいえ、今日も酒は口にせず、健康健康と独りほくそ笑む。
口蹄疫予防の足マット.jpg 
宮崎空港に今なおいくつも敷いてある口蹄疫の予防マット。まだまだ、過去ではない。
びっくり空港駐車場.jpg 
車に書かれた「びっくり空港駐車場」の文字。なんだ?なんだ?と聞いてみると、空港からやや離れたところの駐車場が駐車場までの送迎をしているんだとか。いろんな商売を考える人がいるもんですな。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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