2011年03月29日

「細野の天然水」――[376]生誕18,944日

 左足の小指の付け根の少し下、魚の目ができている。今まで魚の目ができたことは一度もないのだが、たぶんこれは魚の目だ。左足は膝の調子もまだまだ覚束ないのに、加えて今度は魚の目だ。左足に体重をかけると膝がイテテ、続いて足の裏がイテテ。悲鳴を上げる魚の目だ。歳を取ると思わぬところに人生初めての異変が起こる。癌に続いての初体験が魚の目だ。癌や脳梗塞や肝硬変よりはマシだろうが、やっぱり厄介、魚の目だ。イテテ、イテテの魚の目、イテテテ。
 
 打ち合わせで午後になって表参道に出る。心なしか通りを行く人も少なく、以前ほどの活気がない。だがプロデューサーのSさんは以前と少しも変わらず、有無を言わせぬ調子で構想を語りに語る。強引ですらある。でも今のご時世、こうした気質がないとプロデューサーは務まらんのだろうなぁ。結局、押し切られて仕事を引き受ける。
 6時からは浜田山でワンツーワークスの基礎稽古。目先の目標がないから仕方ないとは思えど、あまりのテンションの低さにめらめらとS心が燃え立つ。取りに行け。勝ちに行け。高いモチベーションでアクションを起こさなければ何事も始まりはせぬ。そう戒める。(オッサン、おまえもな)
 
 水の送り主が無事に判明。届けばわかるだろうと踏んでいたのに、なんと「吾空」は「株式会社悟空」という会社名。しかも宅配便にはその会社名しか記されてなくて、誰が送ってくれたのやらさっぱりわからず、取りあえず中を見ればわかるだろうと段ボールを明けてみたら、中には送り主を特定するものは何もなく、出てきた銘柄が「細野の天然水」。
 おお、「細野」って我が生まれ故郷じゃん。我が身の本籍も「宮崎県小林市細野××」だ。我が故郷にこんな商品が誕生していたとは露知らず。とすれば、送り主は同級生のあいつか?と目星を付けてメールを送れど、「送ってないよ」とつれない返信が届いて、いよいよ真相は藪の中。誰だ?誰に感謝すればいいんだ?と、ほとほと困っていたら送り主、このブログを読んでくれたらしく、「私です」とメールで名乗り出てくれた。なんでもインターネットのサイトを通じて送ってくれたらしい。そうか、ネットで届け先を指定して注文すると送り主がわからない場合があるんだなと、お勉強しました。
 というわけでMさん、お心遣い、ありがとうございます。確かに目下の東京、「水道水から放射線」の報道以来、コンビニにはほとんど水がありません。助かります。しっかり、ふるさとを噛みしめながら味わいます。
細野の天然水.jpg 
「細野の天然水」。滑らかな口当たり。懐かしい味がする。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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