2010年12月13日

老い日記[270]――生誕18,838/禁煙223日目

 朝から雨。傘のない我が身は、思案に暮れる。空港へのバスが出るバスセンターに着いてしまえば、その後は雨に濡れることはない。バスセンター→広島空港→羽田空港→自宅最寄り駅。これ全部、雨に濡れない。濡れるのはホテルからバスセンターまでの徒歩8分と、自宅最寄り駅から自宅までの徒歩7分。この二つだけ。そのためだけに傘を買うのは忍びない。羽田に着いたら東京は雨降ってないかもしれないし。
 仕方ない、近すぎて運転手は嫌がるだろうが、バスセンターまではタクシーに乗ろう。そう思いつつフロントに降りていくと、いつもは待機しているタクシーが1台もいない。
 「すみません、タクシー呼んでください」。フロントに申し出る。フロント係は受話器を持ったまま、「5、6分で来るそうですが」「え、そんなにかかるんですか、11:15のバスに乗りたいんですよ」「(電話に)少し待ってもらえますか?(駄々をこねるオッサンに)バスセンターなら歩いて10分弱で着きますよ」「………。(そんなことは知ってます、傘がないんだってば)」「傘も販売しておりますが」「………。(うわ、売るのかよ、なんという商売根性)」「タクシー、どうなさいますか?」「………」「………」「……傘、いくらですか?」
 何に対してなのかはわからないが、ものすごい敗北感を噛みしめて350円を財布から出した。
 
 羽田に着くと東京も雨。敗北感は少し解消。それでもキャリーケースは濡れまくりで、帰宅するや、荷ほどき、片づけなどであっという間に日が暮れる。
 稽古は産みの苦しみの真っ最中。このあがきが糧になる。この無駄がやがて実を結ぶ。またしても敗北感に包まれそうになるのを、ぐっと踏ん張って稽古に明け暮れる。
またやろう。.jpg 
お気に入りの「またやろう。」シリーズ。このニイチャンのファッションが超レトロ。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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