2010年12月18日

老い日記[275]――生誕18,843/禁煙228日目

 地下鉄の長いエスカレーターをトントントントンと軽快に降りていると、ふくらはぎがつりそうになって思わず立ち止まりかける。確実に日々、いろんな部位が衰えております。
 新国立劇場マンスリー・プロジェクトのトークセッション「翻訳戯曲の現在」に出かける。今シーズンの4本の新訳を手掛けた4人の翻訳家による、それぞれの興味深いお話。「置き換える言葉がない」「ニュアンスを伝えるのが難しい」「固有名詞は結構、鬼門」……。聞きながら、共訳とはいえ翻訳で何度か悪戦苦闘した経験のある我が身としては、やっぱりみんな同じようなことで悶々としてるんだなぁと痛感。その事実を知ったことで、少し勇気を得た気になる。
 
 夕方から稽古。こちらはなかなか活路が見いだせないでいるが、それでも少しずつ形になっていくのは、やはり面白い。翻訳だろうとオリジナルだろうと、苦労すればするほど面白さが増し、それは作品に反映される。長年の経験で得た教訓。
 頑張りましょう。
吉祥寺シアター内観.jpg 
吉祥寺シアターの内観。ここが『蠅の王』で、どう生まれ変わるのか。乞うご期待。
posted by 老い日記 at 00:00| Comment(0) | 日記
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